転職面接で必要な持ち物って何?チェックリストから選ぼう!
転職面接において、持ち物はどうすればいいのか、困ってはいませんか?
- 結局何を持っていけばいいの?
- 持ち物は本当にこれで十分?
今回は、転職面接に必要な持ち物を解説していきます。
求職者のみなさんが意外と忘れがちだけど必要なものも紹介しますので、チェックして忘れずに持っていきましょう!
転職面接でカバンに入れていくべき基本的に必要なもの8選
転職面接に必要な持ち物は、基本的に以下の8つです。
- 提出書類(職務経歴書・履歴書)を紙でコピーしたもの
- クリアファイル
- 筆記用具
- 印鑑
- ハンカチ
- 腕時計
- スマホ
- 本人確認ができるもの
①提出書類(職務経歴書・履歴書)を紙でコピーしたもの
近年は、職務経歴書などの書類をメールで提出することも多いです。
その場合はデータとして保存もできますが、あえて紙で印刷して持って行きましょう。
まれにですが、採用企業のオフィス内で、個人情報保護などの理由でスマホの電源を切るように指示される場合もあります。
企業の面接の場では、書類を出して見ることに関しては禁止されることはほぼないと言って良いでしょう。
紙に印刷して持っていけば、面接の直前まで確認することが可能ですね。
②クリアファイル
提出書類を折り目や汚れのない状態で持っていくため、もらった書類をきれいに保管するためにクリアファイルは必要です。
もらった書類をクリアファイルに入れきれいに保管する姿は、面接官から良い印象を持たれる可能性が高くなります。
③筆記用具
筆記試験が予定されている場合は、筆記用具の持参は当然必須となりますが、試験がないとしても面接に筆記用具を持参することが望ましいです。
ボールペン、シャーペン、消しゴムは最低でも用意しておきましょう。
面接官も準備してくれている場合もありますが、筆記用具すら持ってこない人として面接官に悪い印象を与えかねません。
メモを取る可能性もあるので、最低限の筆記用具は持ち合わせておきましょう。
④印鑑
ごく稀に、当日にその場で書類に判を求められる場合があります。
採用を当日言い渡されて、その場で判を押さなければならないケースは、小さな会社で明日から勤務開始のような転職パターンの場合は稀にあり得るかと思いますが、採用を言い渡されたからと言って、その場で判を押さなければ採用が取り消しになるようなほとんどないと思います。
仮に会社側の都合で即日その場で書類への押印を求められたとしても、しっかり採用条件に目を通し、理解したうえで押印に応じるべきです。
面接当日は当然緊張もしているはずですから、その場で書類の内容をしっかり把握すること自体、難しい場合も考えられます。
したがって、書類への当日の押印については、書類の内容に応じて、その場で押印して問題ないと判断できるものは多くありません。その判断は慎重にすべきであり、できれば書類を持ち帰らせてもらい押印の上で後日返送で問題ないか、確認することをお勧めします。
提出書類に印鑑の押し忘れがあった場合に役立つものという程度に捉えておきましょう。
⑤ハンカチ、ティッシュ
ハンカチとティッシュも必要です。
特に男性ですが、手を洗ったあとに濡れた手のままではなくハンカチを使い清潔に保つ姿は、面接官に対し、好印象です。
また、夏に汗をかいた際にも気を付けると良いでしょう。
面接試験では、外見の印象だけではなく、そういった点に注意できているのかも面接官は見ています。
清潔感のある印象を与えられるよう、ハンカチとティッシュは忘れずに持ち物に入れておきましょう。
⑥腕時計
スマホがあるから腕時計は要らない。
このように考えている方もいるかもしれませんが、腕時計も付けておきましょう。
腕時計をしているだけで真面目な印象を与えられます。
バンドが金属製か革製のアナログ時計がおすすめです。
⑦スマホ
当然ですが、スマホも持っておきましょう。
乗り換えアプリで電車の遅延を事前に予測することや、地図アプリでルートを案内してもらうこともできます。
こういったアプリなどの便利な機能を活用して遅刻などを防ぎましょう。
スマホには面接会場などの企業のデータを入れておこう
スマホには、企業側担当者の電話番号や、会場の住所などを入れておきましょう。
また、履歴書などの提出書類のデータも入れておくと、いざとなったら印刷することも可能です。
採用に際して必要なものを全て入れ込んでおけば、何かあったときに対策ができるでしょう。
⑧本人確認ができるもの
企業のセキュリティ対策で、本人確認として身分証明書の提示を求められることがあります。
また、その場で免許証などのコピーが必要になる可能性もあります。
財布と免許証などの本人確認書類を分けて保存している人などは、持ち忘れがないように注意しましょう。
免許証や保険証などの顔写真付きの証明書でOK
本人確認については、一般的に本人確認に利用されている証明書で大丈夫です。
免許証、保険証、マイナンバーカードなどを利用しましょう。
意外と忘れがちだけど、転職面接時に必要な持ち物4選
あまり話題になりませんが、面接に行く際に意外と忘れがちな持ち物もあります。
それは以下の4つです。
- 折りたたみ傘
- スーツのシワ伸ばし
- 募集要項などの会社情報
- モバイルバッテリー
①折りたたみ傘
公共交通機関を利用しても、徒歩で移動して会場まで行くことがほとんどです。
そんな時に急に雨が降ってきて、傘がなければスーツが濡れてしまいます。
ずぶ濡れのスーツで選考にやってきた求職者を見て、採用企業側はどのように感じるでしょうか。
急な雨だとわかっていても、あまり良い印象は持たないでしょう。
そこで、雨が急に降った時でも対応できるように、折りたたみ傘は重要です。
②スーツのシワ伸ばし
ズボンの座りジワについては、それ自体ついてしまうことは自然なのことでもあるので、よほど着用しているズボンがしわくちゃでない限り面接官は実際はそれほど気にしないでしょう。
ですが、例えばスーツの背広やズボンが当日の朝まで二つ折りや三つ折りなどの状態でしまわれていたため、そのまま着ると背広やズボンに横の折り目がくっきり残った状態になる場合があり得ます。
しまいこんであったスーツを当日あわてて出して着て来た人と思われ、あまり物事に対する準備をきちんとできない人かもしれない、という印象を持たれてしまうかもしれません。
第一印象を良いものにするために、スーツのシワは伸ばしておきましょう。
会場付近で再度身だしなみを整える
スーツのシワがついていないかを確認して採用選考にのぞむために、会場付近のトイレなどで一度身だしなみを整えましょう。
男性の整髪料や女性の化粧は、補う必要がある場合に必要に応じて持ち物に入れておきましょう。
ただし、香料のあるもの使うのはできるだけ控えるようにしましょう。
普段自分が使っているものは、自分では匂いに慣れてしまっているため気づきませんが、自分では良い香りだと思って好んで使用しているものでも、他人にとっては不快に思ったり強すぎると感じる場合もあります。
面接の場では、できるだけ匂いのついた整髪料や化粧品類の使用は控えるのが基本的なマナーです。
③募集要項などの会社情報
募集要項などの情報を紙にして持って行きましょう。
募集要項や会社概要などは、面接で話に引用されることが多くあります。
事前に確認し、さらに会場内でも事前に確認ができるように、紙にして持って行きましょう。
④モバイルバッテリー
スマホを地図代わりにすることが多くなっていますが、この場合は充電に気を使う必要があります。
充電がないので電話もできず、情報を全てスマホの中に入れてあるので、緊急時に連絡できないという事態は避けたいものです。
したがって、モバイルバッテリーを持っておきましょう。
なぜ必要なのかを考えて、自分に必要なものだけ選ぼう
転職面接で必要な持ち物は、「必要な理由がある」持ち物だけです。
上記以外の持ち物で、他に必要だと感じたけど、本当に必要なのかどうかわからない。
そんな場合は、持っていくだけ持っていき、近場のロッカーに預けるのがおすすめです。
カバンを満杯にすると、面接官から「何を入れているのか?」と不思議がられることがあります。
家で選別するのではなく、会場付近のロッカーで選別しましょう。




監修者によるワンポイントアドバイス
企業の転職面接で、自分のポートフォリオとして他社で過去に作業した作品や成果物などを見せる場合に注意しておきたいポイントがあります。
それは、その作品の著作権が以前いた会社に帰属する場合、作品を第三者に見せても良いか会社にあらかじめ了解を取っておくことです。
転職活動の中で自分のポートフォリオの一部として第三者に開示して問題のない作品・制作物であることを確認済みであると応募先に伝えることは、あなたがプロ意識を持っていることを印象付ける効果も期待できますよ。
しかし、本当に必要なものは、上記の8つと意外と忘れがちな4つです。
あまり多くを持たず、必要なものだけピックアップすることがスマートです。
当日は面接で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、持ち物については事前に落ち着いて準備し、自信を持って転職活動に臨みましょう。




監修者コメント
面接の当日、出かける直前になって慌てて持ち物を揃えたりすると、忘れ物をしていない かと急に心配になったり、面接の場に到着してから足りないものに気づいてソワソワした りと、肝心の面接に集中できなくなってしまいます。
持ち物のチェックリストは早めに作成し、リストに基づいて前日に持ち物を揃えましょう 。
そして当日は、仮に何か必要なものを忘れてしまったとしても、冷静に落ち着いて行動 しましょう。