リクルートエージェントの面談を予習!準備から当日まで【実際に受けてみた】
「リクルートエージェントの面談ってどういう感じなの?」
「転職エージェントの面談って何か準備しないとダメ?」
「キャリアの海」編集部は、そんな疑問を持っているあなたに代わって、リクルートエージェントの面談を受けてきました。
この記事では、実際の面談の様子と、面談前に準備すべきことをご紹介します。
リクルートエージェントでの転職活動を有意義に進めるために、しっかり読み進めていってくださいね。
リクルートエージェントの特徴をもっと知りたい方へ
この記事では、リクルートエージェントへの登録方法と、登録後に受ける面談について詳しく解説しています。
「リクルートエージェントの特徴を知りたい」「リクルートエージェントの評判はどうなの?」という方は、以下の記事もあわせてチェックしてください。
リクルートエージェントの面談【実際に受けてみた】
「リクルートエージェントの面談って、どんな流れで進んでいくのだろう?」
こんな疑問をお持ちの方は多いと思います。
そこで「キャリアの海」編集部では、あなたの代わりにリクルートエージェントと電話で面談をしてきました。
ここでは、実際の面談の様子と面談を通して感じたことを嘘偽りなくご紹介していきます。
リクルートエージェントとの面談内容
今回の電話面談は、時間にして30分ほどでした。
電話面談は30分から長くても1時間程度で終わることが多いですが、キャリアアドバイザーと対面で面談する場合は1時間半くらいかかる場合もあるので、スケジュールに余裕をもたせておくと良いです。
面談でまず聞かれたのは、このような質問でした。





キャリアアドバイザー
転職に関して、どんな希望を持っていますか?
そうですね、できれば年収を上げて、もう少し自分のスキルになりそうなことができる会社に行きたいなーと思っています。





キャリアアドバイザー
なるほど。「自分のスキルになる」というところをもう少し詳しくお聞きしたいです。
えーっと、今はだいぶやれる領域が限られてしまっているので、もっと広い分野のことをやってみたいと思っています。
面談の前半は、このような感じでアドバイザーからの質問に答えていくのがメインとなります。
面接ではないので、受け答えが変になってしまっても大丈夫。
転職理由などはネガティブになってしまいがちですが、応募先の企業に直接伝わるわけではないので、素直な気持ちを話しましょう。
ちなみに、他にはこのような質問をされました。
- これまでの経歴を教えてください
- なぜ今の職種になったのですか?
- 今の会社ではどんな仕事をしてきましたか?
- どのような軸で転職を考えていますか?
- どうして転職をしたいと考えているのですか?
- これまでキャリアはどう考えてきましたか?/今後のキャリアについてどのように考えていますか?
- 「こんな企業や業界に行きたい」という希望は持っていますか?
- 絶対に譲れない条件はありますか?
面談の後半では、前半でのヒアリング内容をもとに、転職活動に対する具体的な提案やアドバイスを数多くしてもらいました。





キャリアアドバイザー
こういう軸で転職するのがいいのではないかと思いますよ。
あなたの希望でしたら、株式会社〇〇のような企業を受けてみると良いですね。
その後、質疑応答を挟んで面談は終了しました。






監修者のワンポイントアドバイス
あらかじめ、自分の中で転職についての方向性をざっくりとでも良いので決めておくと、アドバイスと自分の考えの比較ができてより参考になると思います。
【感想】転職を無理に勧めようとせず、印象は良い
担当してくださったキャリアアドバイザーの方は、熱心にこちらの話を聞いてくれて、提案もしてくれたのが印象的でした。
また、転職を無理に勧めてくるという感じではなく、「転職が必要ならした方が良いし、必要ないならするべきではない」というスタンスを終始貫いていました。
本来、転職エージェント側からすれば、一人でも多くの人を転職させたほうがエージェントの売上につながります。
ですが、今回の面談ではそのようなことはなく、求職者のことをちゃんと考えているな、という印象を持てました。
リクルートエージェントの面談を成功させるための4ステップ
冒頭では、リクルートエージェントの実際の面談の様子をお伝えしてきました。なんとなく、面談のイメージは掴めましたか?
ここからは、リクルートエージェントの面談を成功させるために準備すべきことを解説していきます。
ステップ①リクルートエージェントに登録する
まずは、リクルートエージェントへの登録を済ませましょう。登録は無料です。
すでに登録が完了している方は、次のステップへ。
●リクルートエージェント
https://www.r-agent.com/
以下のような画面が表示されますので、ここから申し込みを進めていきます。
スマホであれば、面倒な入力作業はほとんどありません。
選択肢を選んでいくことが多いので、非常に操作がしやすいです。
簡単に登録していくことが可能です。
希望勤務地や現職の職種を選んでいきます。
この他にも英語力や就業状況についての質問などがありました。
以下のような画面になれば、登録完了です。
ステップ②面談予約をする
登録が完了したら、続いて面談予約も行ってしまいましょう。
面談予約も済んでいる方は準備を進めよう
登録完了画面に書いてあるように、面談予約メールが送られてくるので、メールから面談を予約するためのURLを開きます。
URLを開くと以下のような面談予約画面が表示されます。
リクルートエージェントの各地域の営業所に訪問して面談を受ける「対面」と、自宅など好きな場所で面談を受けられる「電話」とがありますが、基本的には「対面」を選びましょう。
よくある質問
面談は、平日(10時~19時開始)だけでなく土曜日・日曜日もやっています。平日は忙しくて暇がない……という方でも大丈夫です。
筆者の場合は、登録から面談予約まで5分程度で完了しました。スキマ時間でサクッと登録~予約を済ませておきましょう。
●リクルートエージェント
https://www.r-agent.com/
ステップ③面談の準備をする
面談の予約が完了したら、当日までに面談の準備をします。
面談は、今後の転職活動の方向性を決める大切な時間です。
準備と聞くと面倒くさいかもしれませんが……(苦笑)、ここでしっかり準備できるかどうかが転職の成否に関わってきます。
ここでは、面談前に準備すべき2つのことをご紹介します。
希望条件をまとめておく
面談の場では、必ず「あなたの希望する条件は何ですか?」と質問されます。冒頭の面談でも聞かれていましたよね。
ここであたふたしてしまわないように、あらかじめ希望条件をまとめておきましょう。
POINT
- 希望条件に優先順位をつける
条件をいくつか出したら、「これだけは絶対に譲れない……」という条件を1つだけ決めておきましょう。
リクルートエージェントは20万件を超える求人を保有しています。
他のエージェントと比べてもあなたの希望条件全てをみたす求人は見つかりやすいのですが、条件によっては求人数が少なくなってしまうことが考えられます。
また、希望条件を全て満たさないとしても、あなたにマッチする求人かもしれません。
こうしたことから、「譲れない条件」と「譲歩できる条件」を決めておくのが良いでしょう。
キャリアシート・職務経歴書を作っておく
希望条件をまとめられたら、キャリアシートと職務経歴書を用意します。
この2つを用意しておけば、面談担当のキャリアアドバイザーがあなたの情報を事前に把握できるため、面談をスムーズに進めることができます。
「キャリアシート」は履歴書のようなもので、あなたの学歴や職歴を記入するものです。
リクルートエージェントに登録すると使える「Personal Desktop」というシステム上で入力・提出できます。
▲Personal Desktopの画面。スマホからも入力できる
職務経歴書は、すでにお手元にあるPDFやWordなどのファイルを流用できます。こちらもPersonal Desktopからアップロードしておきましょう。
職務経歴書をまだ作っていない方へ
転職活動を始めたばかりでまだ職務経歴書を作っていない方は、こちらの記事を参考にして作ってみてください。
- あなたを魅せる職務経歴書の書き方
職務経歴書に書く内容の考え方/具体的な成果をアピールするために○○が重要……など、職務経歴書を作るすべての人に読んでほしい一本
持ち物を用意する
面談の前日になったら、持ち物を用意します。
当日は服装に移動に……とばたついてしまうので、持ち物だけでも前日に揃えておきたいところです。
CHECK:面談に持っていくべき物
- A4のクリアファイルが入るサイズのバッグ
対面での面談では求人票を渡されることが多いので、それをしまって持ち運べるように - 筆記用具
書類にサインをすることも考えられるので、あると安心です - メモ帳
職務経歴書などへのアドバイスをもらえるので、サクッとメモができると◎
上記のものだけあれば十分でしょう。ほかに、面談前のメールで持ち物の指示がある場合は、それも持っていきましょう。
ステップ④いざ、面談当日!
ついに面談当日。以下の注意事項を守りながら、気合いを入れて面談に臨みましょう。
5分前には面談場所へ到着できるように
対面で面談を受ける方は、全国にあるリクルートエージェントの拠点が面談場所です。
詳しい場所や行き方は、面談予約確定メールに記載されています。
普段行き慣れていない場所ですので、移動時間に余裕を持って、5分前には面談場所に到着できるようにしましょう。
服装は「オフィスカジュアルかスーツ」
リクルートエージェントとの面談は、オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)の服装で臨みましょう。
リクルートエージェントの公式サイトでは「服装は自由でかまいません」と明記されています。
しかし、だからといってTシャツやジャージなどを着ていくと周りから浮いてしまいます。
また、面談担当のキャリアアドバイザーから「この人は転職する気が薄いんじゃないか……」と判断されてしまいます。
もしオフィスカジュアルの服を持っていない場合は、スーツを着ていくのも良いでしょう。






監修者のワンポイントアドバイス
エージェントのコンサルタントにもよりますが、面談自体は今後の方針を決めていくための重要な場面ですので、30分程度で終わることもありますが、おおよそ1時間〜2時間かかることを想定しておきましょう。
リクルートエージェントの登録・面談でよくある質問
ここまで、この記事では以下の内容をお伝えしてきました。
最後に、リクルートエージェントに登録して面談を受けるまでにつまずきやすい「よくある質問」にお答えしていきます。
リクルートエージェントへ登録できなかったり、面談に進めなかったりする場合はあるのですか?
リクルートエージェントなどの転職エージェント各社には、「求職者の登録を拒んではならない」という法律の取り決めがあります。
そのため、リクルートエージェントに登録できない、ということは考えられません。
しかし、登録そのものはできても面談に進めないケースがときどきあるようです。
筆者の知人のケースでは、登録して面談を受けようとしたところ、「現在紹介できる求人はございませんでした」というメールが届き、面談予約に進めなかったとのことでした。
「キャリアの海」編集部の調べによると、フリーターやニートの方、最終学歴が中学校卒業の方などは、リクルートエージェントに登録しても十分な転職サポートを受けられない可能性が高いです。
このような方は、リクルートエージェントではなく「ウズキャリ既卒」のような専門特化型の転職エージェントを使うことをおすすめします。
ウズキャリ既卒
こんな人におすすめ!
・既卒やフリーターから長く働ける企業に転職したい人
・転職活動をしながら、パソコンスキルなどを培いたい人
ウズキャリは、第二新卒・フリーター・既卒に特化した転職エージェントです。
既卒・フリーター向けの就職エージェントは他にも多く存在しますが、その中でもサポートの手厚さが目を引きます。
20時間にもわたる手厚いサポートから、半年以内の離職率は5.5%に抑えられています。
コンサルタントとしっかり並走しつつ、長く働ける企業への転職を目指したい人におすすめですよ。
対面ではなく電話での面談でも大丈夫ですか?
リクルートエージェントの電話面談は、おおむね30分程度で終わります。
忙しくてまとまった時間を確保できない方は、電話面談を受ける選択肢もアリだと思います。
面談日時を変更・キャンセルしたい場合はどうすればいいですか?
仕事や急用などの場合は、面談日時を変えたりキャンセルしたりすることが可能です。
リクルートエージェントから送られてくる「面談予約確定メール」にある問い合わせ先へ電話で連絡しましょう。
なお、くれぐれも無断キャンセルはしないようにしてください。
「転職する意欲の低い人だ」と判断されてしまい、以降のサポートが満足に受けられなくなってしまう恐れがあります。
転職サポートに期限はありますか?
リクルートエージェントを通して求人に応募する際は、書類添削や面接対策を受けることができます。
しかし、こうしたサポートには3ヶ月の期限が設けられています。
もちろん、3ヶ月経った時点で選考に進んでいる企業がある場合は、選考が終わるまでサポートを続けてくれますので、安心してください。
この記事では、リクルートエージェントの面談について、実際の様子も交えてご紹介してきました。
面談の準備をしっかり整えて、転職活動をスムーズに進めてくださいね。






監修者の一言
転職エージェントとの面談は、企業の面接でもなく、仕事のような簡単な打ち合わせでもない、あまり経験することのない雰囲気かもしれません。
ですが、一つ大事なこととして頭に入れておくと良いのは、「自分の味方である」ということです。
コンサルタント側も良い転職活動にして欲しいと願っているはずですので、過度に緊張せずにリラックスした気持ちで望めると良い面談になると思います。
おすすめの転職エージェント
おすすめ① マイナビエージェント
こんな人におすすめ
・20代に最も信頼される転職エージェントにサポートを依頼したい人
マイナビエージェントは、登録者全体の約6割が25歳~35歳の若手社会人であり、20代が最も信頼する転職エージェントです。
求人数はリクルートエージェントほど多くはありません。
しかし、同世代から信頼される転職エージェントを使いたい人にとってはぜひ登録しておきたいですね。
マイナビエージェントの評判を確かめてみたい方は、20代の私がマイナビエージェントと面談してみた【評判と活用のコツ】も読んでみてください。
おすすめ②リクルートエージェント
こんな人におすすめ
・業界トップの求人数から転職先を選びたい人
リクルートエージェントは、転職エージェントの最大手として知られています。
保有する求人数は約320,000件(2019年12月時点)で業界トップ。
たくさんの選択肢から、求人を選びたい人はまずこちらから登録するのがおすすめですよ。
リクルートエージェントの転職サポートをもっと知りたい方は、【現役社員暴露】リクルートエージェントの本当の評判と賢い活用術もチェックしてみてください。
おすすめ③dodaエージェントサービス
こんな人におすすめ
・便利なツールで、賢く転職活動を進めたい人
・スピード転職を狙いたい人
dodaエージェントサービスは、「年収査定」「レジュメビルダー」など、いくつもの便利なツールを展開している転職エージェントです。
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