「在職中の転職活動は難しい」という方へ伝える4つのポイント
一般的に「転職活動をするなら在職中にすべき」と言われます。
それは、退職後は収入がなくなるため、時間的な余裕が生まれダラダラ転職活動をしてしまうから、といった理由が挙げられます。
ですが、実際は「在職中の転職活動なんて無理!」と感じる方も多いのではないでしょうか。
仕事をしながら転職活動をする場合、
- 面接の日程調整が難しい
- 忙しくて転職活動を進める余裕がない
こんな壁に当たってしまうこともしばしば。
この記事では「在職しながら転職活動をしたい」という方に向けて、転職する前に確認すべきことを含め、転職活動のポイントを4つまとめました。
転職活動で有利なのは在職中?離職後?
冒頭で、「転職活動をするなら基本的に在職中にすべき」と記載しました。
まずはその理由について、企業側と転職者側双方の立場からご紹介し、それらを加味して「どんな人が在職中に転職活動すべきか」をまとめました。
選考企業側にとっては在職中でも退職後でも関係なし
転職エージェントのワークポートが実施した調査によると、志望企業側では「在職中であっても退職後であっても選考に影響することはない」とする意見が7割を占めます。
次いで「在職中のほうが有利」とする企業が2割弱、「離職中のほうが有利」と考える企業が1割程度です。
選考する側は「在職中でも離職後でも関係ない」と考えており、どちらかと言えば「在職中のほうが有利」とする企業が多いようです。
転職者側にとっては離職後の転職活動はデメリットが多い
転職者側としては、退職後に転職活動するデメリットが多いです。
以下の理由が挙げられます。
- 離職後は収入が途絶えるため、金銭面で不安がある
- 離職後は時間に余裕がある分、転職活動がダラダラ長引きがち
- 転職活動が長引けば長引くほど不安になるため、焦って転職先を決めてしまうことも
- 無職の期間が長くなるほど技術が落ちてくる
退職後は時間がたっぷりあるため、一見すると「転職活動がゆっくりできる」と考えられます。
この点は活かせればメリットとなります。
ですが、離職後は時間的なゆとりがある分、ダラダラと転職活動をしてしまう方も少なくありません。
3ヶ月以上無職の期間が続いてしまうと、選考でマイナスになる企業が増えてきます。
アルバイトをしながら資格取得の勉強していた……といった場合はブランクがあってもフォローしやすいですが、何もしていないで無職期間が長引いてしまう場合は要注意です。
また、定期的に給与が得られる在職中とは異なり、退職後は金銭的に余裕がなくなるケースが多いです。
そこで焦るあまり転職先の選択を失敗してしまう、という方も。
このように、現職の仕事を辞めてから転職活動をするとデメリットが目立ちます。
一方、在職中に転職活動するデメリットとしては、
- 「すぐに入社してほしい」という企業からは内定がもらいにくい
- 仕事と転職活動の両立が難しい
という2点になります。
ただ、いずれもカバーしやすいデメリットです。本記事で方法をまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。
在職しながら転職活動すべき人
以上を踏まえ、次の項目すべてに当てはまる方以外は、離職せずに転職活動をすることをオススメします。
働きながら転職活動すべき人
- 金銭的に余裕がある
- 自己管理が得意=計画的に物事を進められる
- 自己分析がしっかりしており、やりたいこと・入りたい企業の条件が明確
以上に当てはまる方は、離職後であっても転職活動が成功しやすいでしょう。
もしくは、現職の労働環境や人間関係が辛く、健康状態にも影響を及ぼしている方は、休職か退職を検討しても良い時期かもしれません。
できるだけ、自分の健康を最優先してくださいね。
金銭的に余裕があったり、やりたいことが明確であったり、現職をすぐに退社する理由がなかったりする場合は、在職しながらの転職活動がオススメです。
とはいえ、仕事をしながらの転職活動は実際のところ難しいものです。
次の項目から、在職しながら転職するコツをまとめました。
まず転職活動をする前に確認すべきことをご紹介し、後半に自己分析やスケジュール管理面のコツを記載しています。







ワンポイントアドバイス
企業の採用担当者からすると、離職後・在職中どちらでも構わないと言えますが、大事なのはその人の態度になってきます。
「離職してから何ヶ月も経っている」ということであれば、「この人はどこの企業からも相手にされてないのかも……」と考えてしまいますし、在職中であっても「実は内緒で来ました」と言えば、心象を悪くしてしまう可能性もあります。
転職活動を始める前に確認すべき法律と規則
「在職しながら転職活動すべき」とは言いますが、「そもそも在職中に転職活動していいの?」と疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、在職中であっても転職活動をして問題ありません。
在職中の転職活動は違法?
日本では憲法で「職業選択の自由」について以下のように規定されています。
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」
社会の授業で習いましたね。覚えていますか?
ですので、たとえ会社の就業規則で「在職中に転職するのはダメ」「退職金を支払わない」といった規定があっても、ほとんどが無効になるのです。
とはいえ、「転職先が決まったので、来週辞めます」と急な退職は周囲に迷惑をかけてしまいます。
退職はトラブルなく、なるべく穏便に済ませたいものですよね。
退職に関して、事前に就業規則を確認しておきましょう。
就業規則で退職可能日を確認
「転職しようか」と頭に浮かんだら、まず就業規則を確認してください。
退職は何日前に申し出るべきなのか、事前に把握しておきましょう。
たいていは「1ヶ月~3ヶ月前に申し出る」と規定されていることが多いです。
民法では「期間の定めがない場合は2週間前に申し出れば退職ができる」と記載されていますが、期間の定めのある場合や年俸制などの場合は例外もあります。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三カ月前にしなければならない。
事前に自分の雇用形態や雇用期間などを確認しておきましょう。
とはいえ、法律や規定に限らず、引き継ぎや手続き考えるとなるべく早く申し出るべきです。
転職先に入社可能日を伝える場合は、余裕を持って伝えるようにしましょう。
これでバッチリ!在職中に転職活動するコツ
この項目では、仕事をしながら転職活動を成功させるコツを3点ご紹介します。
- 休日やスキマ時間に自己分析をする
- 転職エージェントを利用する
- 在職中の「転職活動に疲れた…」を解消するために
休日やスキマ時間に自己分析をする
まず、在職中・離職後に限らず転職活動でもっとも重要になるのが「自己分析」です。
自分の興味や価値観、将来の目標、企業研究などが曖昧のままでは、退職後で時間があったとしても転職活動はうまくいきません。
すでに「自分がどういう仕事をしたいか決まっている」「行きたい企業の条件が定まっている」という場合は、本項目を飛ばしてかまいません。
あなたは、なぜ転職したいのでしょうか?どんな企業に行きたいのでしょうか?
すぐに答えられない方は、ぜひ本項目を参考に自己分析してみてください。
時間をかけるべき作業ですので、休日やスキマ時間にじっくり取り組んでくださいね。
自己分析は以下の4ステップで進めていくことがオススメです。
- なぜ転職したいのかを考える
- 転職先の優先順位を決める
- 自分の経験やスキルを棚卸しする
- 企業研究
1. なぜ転職したいのかを考える
最初に転職の目的を明確化します。
まず、現職を辞めたい理由を挙げてみてください。
たとえばこのような感じです。
- 休日出勤が多い
- 成果に対する評価がない
- 単純な事務作業が多い
次に、列挙した理由のうち「現職で変えられること」と「変えられないこと」を分けてみましょう。
上記の事例では、休日出勤の多さや評価制度は自分の力で変えることが難しいものです。
一方で、「単純な事務作業が多い」という不満点は自分の行動で変えられるかもしれません。
たとえば、
- 単純作業の中で学べるものがないか考えてみる
- 同僚や先輩にコツを聞いてみる
- 異動を願い出る
などです。
このような努力をしても変えられないことが多い場合は、転職を視野に入れるべきでしょう。
ですが、「まずは自分で改善してみる」という姿勢はとても重要です。
というのも、「現職が不満!」→「じゃあ転職しよう」という思考がクセ付いていると、次の転職先でも同じ結果になってしまうことが多いのです。
些細なことでも嫌なことがあったらすぐ転職したくなってしまう。
このような思考に陥らないためにも、まずは現状の不満や問題点を自分で打開できないか考えるようにしてみてください。
自分の努力では変えられないと感じたら、次のステップに踏み出しましょう。
2. 転職先の優先順位を決める
次に、ステップ1で考えた現職の不満から、転職先の企業・仕事で求める条件を挙げてみましょう。
たとえば、このような感じです。
- 【不満】サービス残業が多い
→【条件】残業手当がきちんと付与される - 【不満】転勤が多い
→【条件】転勤なし - 【不満】上司が頭ごなしに叱ってくる
→【条件】マネジメント研修や昇給制度がしっかりしている
「これは譲れない!」というものを明確にしておき、優先順位をつけて、転職先を探す際の軸を定めておいてください。
ちなみに、上記の事例3で挙げた「研修制度や昇給制度」、「裁量権や決定権が自分にどれくらい与えられるのか」は盲点になりがちなポイントです。
上司との関係や自身への評価、仕事の将来性、などについて悩んでいた方は、企業研究の際にしっかり確認することをオススメします。
3. 自分の経験やスキルを棚卸しする
次に、自分の経歴やスキルを整理してみましょう。
棚卸しすべき基本項目は以下の3つです。
- 経歴や成果
- 自分の強みや具体的なエピソード
- 自分の弱みや失敗談、改善するために行っていること
いずれも、ポイントは「具体的なエピソードを思い浮かべる」という点。
たとえば、以下のようにやってみましょう。
- 経歴:化粧品の法人営業。ドラッグストアの売場づくり(POP作成や販売員サポート)に貢献し、前月売上が2倍増加したこともある
- 強み:継続力。高校時代から老人ホームでのボランティアを続けている
- 弱み:体力のなさ。克服するためにジムに通っている
このように具体例まで出しておくと、応募書類や面談で自己PRを考える際にスムーズになります。
自分の強みや経歴が整理できたら、それを活かせる仕事や企業を探しましょう。
4. 企業研究
志望先や自分の強み、スキルが固まってきたら、企業研究を行います。
- 自分の強みやスキル、経験が活かせる企業
- 優先順位の高い条件に当てはまる企業
これまで分析してきた2点をもとに志望企業を調査します。
志望先の企業はホームページをじっくり閲覧することはもちろん、ブログ、Twitter、新聞やインターネットの記事などいろいろな面から調べましょう。
企業研究が甘いと以下のような弊害が生じやすくなりますので、しっかり行うようにしてください。
- 書類選考や面談で落とされる可能性が高い
- 「思った企業と違った」と転職への後悔が生まれやすい
とはいえ、膨大な企業の中から興味のある企業を探すことは大変な作業です。
そこで活用すると便利なのが「転職エージェント」です。
転職エージェントを賢く利用する
自己分析や企業研究が重要といっても、ひとりで取り組める人は多くはありません。
そこで、転職エージェントを利用するとさまざまなメリットを得られます。
転職エージェントを使うメリット
- キャリアの専門家に相談できる
- 履歴書などの書類を添削してもらえる
- 面接の日程をうまく調整してもらえる
※転職エージェントの利用は無料です
これらのメリットとともに、活用方法をご紹介します。
キャリアの専門家に相談できる
転職エージェントには、キャリアアドバイザーと呼ばれる「仕事」に関する専門家がおり、さまざまなアドバイスが得られます。
経験や関心、入社希望日に合った仕事を紹介してもらうだけではなく、今後のキャリアに関しての悩みや疑問点をどんどん相談してみましょう。
本記事で記載している経歴の棚卸しや企業研究に関しても、ひとりで取り組むよりも助言してくれる人がいたほうがはかどります。
キャリアアドバイザーは話を聴くプロでもありますので、会話の中で気づける新たな発見もあるはずです。
遠慮せずに、積極的に相談してみましょう。
履歴書などの書類を添削してもらえる
多くの転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書を添削してもらうことができます。
プロの目線から「選考に受かる資料」をアドバイスしてもらえるため有益ですし、時間や手間も削減できます。
自分ひとりでは作成自体に時間がかかりますし、選考企業に合わせて志望動機をまとめることもかなりの手間がかかってしまいます。
そこで、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらうことで悩む時間が減り、自己流で応募書類を揃えるよりも負担が少なくなります。
添削に関しても、転職エージェントをどんどん活用するようにしましょう。
面接の日程を調整してもらえる
仕事をしながら転職活動を行う上で苦労するのが面接の日程調整です。
平日に仕事をしていると、面接の日程を組むのが難しいですよね。
ですが、間に転職エージェントが入ることで、面談調整を一任することができます。
「就業中のため面談日時を調整してほしい」という交渉も、エージェントが行なってくれます。
とはいえ、なかなか都合がつかない場合は半休や有給休暇を取得することも検討してみてください。







ワンポイントアドバイス
「いったん転職活動を休んでみる」というのは行き詰まった時には非常に有効だと思います。
特に、現職のことで悩んで転職を考えている場合は、心の整理ができていないことがよくあります。
まずは、一呼吸おいてみることも大事ですね。
転職活動において「なんだか不安を抱えて動き出せてないなぁ」「何から始めればいいんだろう?」
そんな風に感じたら、まずは気軽に転職エージェントに相談してみると良いかも知れません。
豊富な知識を持ったキャリアアドバイザーが、アナタの状況に合わせてアドバイスしてくれますので、ぜひ活用していきましょう。
登録すべき転職エージェント
最後に、最低限登録しておくべきエージェントをご紹介します。
掲載求人や各エージェントならではの求人に違いがあるため、複数のエージェントに登録しておくことをオススメします。
また、担当者と相性が合わないと感じたら、担当を変えてもらったり、違うエージェントに登録してみたりしましょう。
各エージェントの簡単な特徴は以下の通りです。
「キャリアの海」おすすめの転職エージェント
- マイナビエージェント
20代や第二新卒の転職に定評あり。求人数は他社に比べ少なめだが、優良企業が多いという評判も。 - リクルートエージェント
掲載求人数が業界最多。全国に拠点が多いため、地方でも転職活動しやすい。 - doda
職務経歴書や履歴書の作成システム、面接へのアドバイスなど転職サポートが充実している。
詳細は本サイトの記事をご覧ください。
在職中の「転職活動に疲れた…」を解消するための3つの方法
仕事をしながらの転職活動は、長引けば長引くほど心身ともに疲れやすいものです。
そんなときはひと呼吸置いて、肩の力を抜いてみましょう。
現職での不満ややりがいを整理してみる
行き詰まったときは、自己分析で明らかにした現職での不満ややりがいを再度整理してみることもひとつの手です。
自己分析をもとにいろいろな企業を見ていって、「意外と現職も悪くない」と感じることもあるかもしれません。
現職を続けた結果、別の部署に異動になったり、グループ企業に出向することになったりして良い職場に出会えた、という方もいらっしゃいました。
「いずれ自分に合う企業に出会える」と余裕を持つ
退職後の転職活動と違って、在職中は収入への不安はありません。
また、「ブランクが長くなる」といった心配をしなくても良いため、期限に余裕のあるケースが多いものです。
焦って転職先を決めてしまうことはせず、「自分に合った企業に出会える」と信じて、自己分析や企業研究をじっくり行ってみてください。
いったん転職活動を休んでみる
疲れてしまった場合は、いったん休むことも大切です。
旅行に行ったり、ちょっと贅沢して食事に行ったり、欲しかったものを買ってみたり、自分にご褒美をあげてください。
張り詰めていた気が緩んだときに見えてくることは多いものです。
自分でも気づかなかった目標が出てきたり、これまで目に留まらなかった優良企業を見つけられたり。
「疲れてきたな」と感じたときは、疲労しきってしまう前に休むようにしましょう。
在職中に転職活動を成功させた筆者の事例と転職サポート経験
最後に、在職中に転職した体験談をご紹介します。
筆者の体験談
まず、私自身の事例です。
私は退職後に転職した経験と在職中に転職した経験の両方があります。
退職後に転職をしたときは、キャリアカウンセリングの講座を受講しながらアルバイトをしていました。
そのため、半年以上ブランクはありましたが、やりたかった仕事に就くことができました。
とはいえ、その仕事は期間限定の契約社員の職だったため、働きながら就職活動をしました。
その際は転職エージェントを利用し、担当の方に職務経歴書の添削や面談の調整をお願いしていました。
比較的すぐに希望する仕事が見つかり、転職活動にかかった期間は1ヶ月ほど。
面接のときは、仕事を早く切り上げて対応しました。
私はやりたいことが明確だったため、スムーズに転職活動ができたのだと強く感じています。
転職エージェントでのサポート経験
私は転職エージェントで転職する方をサポートしていた経験があります。
そこでは、8~9割の方は在職しながら転職活動をし、就職先を決めていました。
離職していた方の理由は、「プログラミングの勉強をしたいから」「ハードワークで体調を崩したから」といったもの。
在職中の方でもだいたい「◯ヶ月後には転職したい」という目標や希望があり活動をしていましたが、中には退職日が決定済みの方もいらっしゃいました。
いつ退職するかが決まっていると転職活動にもメリハリがつきますし、有給休暇の消化で面接日が調整しやすいというメリットもあります。
一方で、なかなか決まらなかった場合は焦りが出やすいというデメリットも存在しますので、現職の状況を加味して、退職日をあらかじめ決定するかどうかは判断すると良いでしょう。
最近では転職エージェントとのやりとりはチャット形式であることが多いです。
LINEのように手軽にやりとりできるため、「こんな企業を探しているのですが~」といった相談を受けたり、職務経歴書のアドバイスを送ったり、マメにサポートすることができます。
私のように、やりたいことが具体的に決まっている場合はまず自身で転職活動をしてみても良いでしょう。
ですが、
- 応募書類の作成に自信がない
- 自分の強みや経歴が明確に把握できない
- 面談の日程調整が苦手
といった場合は、転職エージェントの利用を検討してみてください。







ワンポイントアドバイス
「いったん転職活動を休んでみる」というのは行き詰まった時には非常に有効だと思います。
特に、現職のことで悩んで転職を考えている場合は、心の整理ができていないことがよくあります。
まずは、一呼吸おいてみることも大事ですね。
まとめ:在職中に転職活動するには
以上、在職中に転職活動をするポイントを4点ご紹介しました。簡単にまとめると以下の通りです。
- 在職中の転職活動は合法。でも、迷惑をかけないためにも就業規則で雇用内容や退職申し出期間を確認する
- 仕事をしながら転職活動に成功するには、自己分析がいちばん大切
- 仕事をしながら転職活動に成功するコツは、転職エージェントの相談・添削サービスを積極的に使いこなすこと
- 在職中の「転職活動に疲れた…」を解消するには、自分にご褒美をあげるなどして肩の力を抜く
転職活動は、自分の強みや経験、やりたいことが明確になっていなければ長引いてしまいます。
まずは転職活動の目的や希望条件、自分の強みや経験などをじっくり整理しましょう。
ひとりで取り組むのが難しい場合は、転職活動のプロである転職エージェントの利用を検討してみてください。
その際は複数のエージェントに登録し、積極的にアドバイスを求めるようにしましょう。
疲れが出てきてしまった場合は、いったん休んで自分を見直すことも大切です。
在職していれば収入が減る不安はありませんので、焦らず取り組むようにしてくださいね。
本記事が転職活動の参考になれば幸いです。







監修者からの一言
「いったん転職活動を休んでみる」というのは行き詰まった時には非常に有効だと思います。
特に、現職のことで悩んで転職を考えている場合は、心の整理ができていないことがよくあります。
まずは、一呼吸おいてみることも大事ですね。