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デジタルマーケティング人材は不足?デジマ人材の確保が難しい原因と解消方法

更新日:2024.3.13 公開日:2023.01.18

「デジタルマーケティングに精通した人材を探しているが、見つからない。育成するノウハウもない…。」
「SNSを運用しているけれど、なかなか効果が出ない。」

Webサイト構築やSNSアカウント運用などのデジタルマーケティングについて、このようにお悩みの方はいませんか?

実はデジマ人材はどの業界でも不足しており、獲得の競争が激しくなっているんです。今回は、デジマ人材不足の理由を解説し、ハイスキル人材を確保する方法について解説しています。この記事を読めば、人材の確保方法から施策の実施例までを知ることができますよ!

デジタルマーケティング人材は不足?デジマ人材の確保が難しい原因と解消方法

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8割以上の企業でデジタルマーケティング人材は不足している

まず前提として、そもそも「本当にデジタルマーケティング人材は不足しているのか」という点も重要でしょう。

弊社Faber Companyが行ったマーケティング実態調査では、76.83%もの企業が人材不足を実感しているという結果が出ています。
具体的には3社に1社が「かなり足りていない」、「やや足りていない」も合わせると7割以上の企業がマーケティング人材不足に陥っています。総じてデジタルマーケティング人材は不足感が強いといえるでしょう。

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デジタルマーケティング人材の確保の重要性

デジタルマーケティング人材を確保できない場合、集客~ナーチャリング~商談・追客の一連のプロセスがたとえば新聞広告や営業といったアナログの手段に依存し続ける形になり、DX化の時代に対応できないリスクがあります。

デジタルマーケティング人材の確保の重要性
マーケティング活動の最も理想的な形は、オンラインとオフラインの組み合わせ。オフラインの集客~育成~商談などに依存せず、オンラインでも同様に集客~商談までを実施。この両者のプロセスをどちらも分析し、改善・見直しを進めていくのが理想的です。

つまり、デジタルマーケティングに適切な取り組みができない場合、収益の機会損失が大きいと言えるでしょう。

デジタルマーケティング人材はなぜ不足?確保が難しい4つの原因

【1】マーケティングのDX需要

従来DX化が進んでいなかった企業の間でも、マーケティングのプロセスをビッグデータとデジタルマーケティングの知見を用いて見直す動きは進みつつあります。
しかしそれらのノウハウが、実際にはオペレーションに落とし込めなかったり、他の社員の理解を得られずにDX化に失敗する企業も多いものです。

ですがそうして足踏みを続けると「デジタルマーケティング」への取り組みは進みません。
だからこそ「マーケティングのDX需要」は拡大しており、適切なスキルを持った人材に対するニーズは高まり、多くの企業にとって「確保が難しい」状況が生まれています。

【2】デジタルマーケティング人材の育成が難しい

デジタルマーケティング人材を確保するには、人材採用だけでなく「育成」という手段もあります。
しかし、デジタルマーケティング人材の育成には基礎知識に加え、ツールやデータの利活用などに関するドキュメント整備やナレッジベースの整備、さらに上級者によるサポートが必要です。

【2】デジタルマーケティング人材の育成が難しい

こうしたカリキュラムやトレーニングを、デジタルマーケティング人材不足の企業が自力で用意するのはやはり難しく、慢性的な人手不足が続きやすいです。

【3】求められるスキルが幅広い

デジタルマーケティング人材に求められるスキルはサイト運営、SEO、SNS、LP、広告運用など幅広くそれらの専門性を横断的に持つ人材は一層少ないのも現状です。

【3】求められるスキルが幅広い

なお関連して「Webマーケティング」の定義やその内訳、必要なスキルなどについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

【4】企業側が採用要件を明確にできないケースも

このようにデジタルマーケティングは「求められるスキルが幅広い」ため、企業側がデジタルマーケティング人材を欲していても採用要件が固めきれないことが多いです。
人材の側からすれば、同じデジタルマーケティングでも「広告運用」「SEO」「SNS」「マーケティングオートメーション」などは全てそれぞれ別物です。しかし企業側からすれば、そもそもデジタルマーケティングのうちどのポジションが必要かも絞り切れていないことも。

よって求職者と求人者の認識の齟齬が埋まり切らず、採用が思うように進まないことがあるのです。

デジタルマーケティング人材を確保するための3つの方法

ここまでは、デジタルマーケティングの概要や、デジマ人材が不足している原因について紹介してきました。以下からは、デジマ人材を確保するための具体的な方法を3つ解説していきます。

1. 自社で育成する
2. マーケティングツールを活用する
3. 外注・業務委託する

それでは詳細に解説します。

1.自社で育成する

まずは、自社で人材を育成するという方法があります。

既に社内にデジタルマーケティングに特化しているチームがあり、知識を共有できるノウハウがある場合には、自社のサービスに特化した人材を育成することが可能です。もっとも、デジタルマーケティングでは、例えばリスティング広告を出稿する場合など、短期集中型で新規施策を行わなければならない局面もあります。

そのような場合にゼロから人材を育成すると、育成に時間がかかりすぎてしまい、スピード感が失われてしまいコストパフォーマンスが悪化するというデメリットがあります。

2.マーケティングツールを活用する

デジタルマーケティングの特徴はビッグデータの収集・分析にありますが、これらの作業を行えるツールが各種あります。

導入しやすい例としては、Webサイトの利用状況やユーザーの属性がわかるGoogle Analytics、WordPressのSEOを管理できるプラグインなどが挙げられます。これらのツールを利用すればデータの収集を容易に行うことができ、特に有料ツールの場合にはそのCS担当者等から簡単なアドバイスを受けることもできますが、ツールのアドバイスだけで競合に勝つことは難しいかもしれません。

また、より本格的なツールを導入する場合、社内にツールを使うこなせる人材、すなわちデジマ人材が存在する必要があり、根本的な問題解決とはならない可能性があります。

3.外注・業務委託する

最もおすすめな方法が、自社で雇用するのではなく、業務委託をするという方法です。

デジタルマーケティングでは、短期集中型で特定の分野にのみ施策を行う必要があるパターンが多く、また、デジマ人材も特定の分野にのみ特化している人材が増えています。そのため、マーケティングの分野や段階に応じて、適宜プロフェッショナルな人材を外注するほうが、コストパフォーマンスに優れた方法といえるのです。

しかし、自分たちで条件に合ったフリーランスを探すのは大変ですし、その人材が優秀なのかのスキルの見極めも難しいです。

そこで、弊社が運営している人材マッチングサービス『ミエルカコネクト』がお力になれます。

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ミエルカコネクトでは、専属のスタッフがヒアリングを行い、マーケティング課題の抽出から人材の要件定義まで、一貫してサポートしています。
弊社から紹介するマーケターは弊社役員の面談を経て、全員が高い基準に達していると判断されています。

プロ厳選の即戦力・ハイスキルのマーケターが御社のデジタルマーケティング課題を解決できますので、デジマ人材の確保にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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デジタルマーケティング人材を探すとき注意すべき4つのポイント

ここまでは、デジマ人材が不足している原因やその解決策について解説してきました。では、デジマ人材を外注するにあたって、注意すべきポイントはあるのでしょうか?

以下から具体的な3つのポイントを解説していきます。

1. 先端知識をもった人材を探す
2. 人材の要件定義を明確に定める
3. 過去の実績を確認する
4. デジマに特化した人材エージェントに依頼する

これらのポイントをしっかりと押さえ、デジタルマーケティング戦略を成功させましょう!

1.先端知識をもった人材を探す

デジマ人材を探すうえでは、デジタルマーケティングに関する知識・経験の深さだけではなく、最新の知識にアップデートされていることが重要です。

例えばSEOの場合、年に2~4回ほど行われるGoogleのコアアップデートに対応していなければ、たった数か月で過去のスキルが役に立たなくなる可能性があります。また、SNSマーケティングなどにおいては、顧客層に対応するニーズやトレンドを理解している必要があります。

2.人材の要件定義を明確に決める

上述の通りデジタルマーケティング手法はどんどん細分化されてきているため、人材を確保する前に施策の大枠を決め、人材の要件定義をしっかりと定める必要があります。例えば、単に「ネットで広告できる人」とするのではなく、「メイン顧客層の30代女性にリーチさせるため、同種のInstagramアカウントの開設及び運営の経験がある人」といった感じです。

3.過去の実績を確認する

デジタルマーケティングのスキルは定量化しづらいため、人材の実力を測るためには、過去の実績(ポートフォリオなど)を確認する必要があります。その際には、自社の目指すゴールを明確にした上で、その人材を活用すればその目的が達成可能であるかを見極めなければなりません。

4.デジマに特化した人材エージェントに依頼する

適材適所のデジマ人材をスピーディーに確保することは容易ではありません。そこで、デジマ人材に特化した人材エージェントにマッチングを依頼することがおすすめです。

弊社が運営している人材マッチングサービス『ミエルカコネクト』の場合、お問合せを受けたエージェントがクライアントのヒアリングを行い、どのような課題がありどのような施策を行うべきかを明らかにしたうえで、マーケター候補のリストをお送りします。さらにクライアントとマーケター候補との間で面談を行うことで、精度の高いマッチングを実施しています。

候補者の選定までは最短で1営業日、面談までは1週間と圧倒的なスピード感でハイスキルな人材をご紹介します!

デジタルマーケティング人材をフリーランスエージェント経由で採用する際の流れ

デジタルマーケティング人材をフリーランスエージェント経由で採用する場合、まずはエージェントにフリーランスの求人を出します。
するとエージェントの側から採用要件に沿った人材の提案が何通りか届くため、それぞれのスキルシートの情報をチェック。魅力的な人材がいた場合には3者面談を組むというのが基本的な流れです。

弊社が運営している人材マッチングサービス『ミエルカコネクト』では、業種や課題にあわせて、最適なマーケターをご紹介します。最短1日でマーケターをご紹介することが可能で、紹介はもちろん、その後の契約サポートや稼働中のご支援もプロフェッショナルな各担当者が実施しています。
マーケティング業務の効率化や業務改善、人材不足などにお困りの方は、ぜひご相談ください。

デジタルマーケ人材の採用について
ミエルカコネクトへ相談

実際にマーケティング人材を外注した事例

それでは最後に、実際にデジマ人材を外注し、デジタルマーケティングを成功させた事例を2つ紹介します。

施策ごとに外部人材を活用してセッション数が2.5倍に

GMOメイクショップ株式会社

ネットショップ開設サービスを運営しているGMOメイクショップ株式会社様は、インターネット関連事業をリーディングしてきた実績から自社の課題の抽出こそできていましたが、対策を実施するリソース不足にお悩みでした。そこで、自由度と柔軟性の高い外部人材を活用することとし、実際、変動費として社内での予算承認も通りやすかったそうです。

ミエルカコネクトのアサインにより、自社サイトのセッション数2.5倍、月200件のコンバージョンを獲得するまでに成長しました。

外注で社内リソース不足を解消しInstagramフォロワーが半年で3倍に

株式会社からだにいいこと

株式会社からだにいいこと様は、雑誌『からだにいいこと』(祥伝社刊)の製作や、美容・健康に関するコンテンツを発信している編集プロダクションです。
同社は紙媒体での情報発信のノウハウをもっていましたが、新しく立ち上げたメディア「からこと」のSEO施策を効果的に行うことができず、こつこつスキルを磨いてもGoogleアップデートでPV数が落ちてしまいました。

そこでミエルカコネクトがアサインしたマーケターは、Googleアップデートの影響を受けないInstagramアカウントを開設し、リスク分散をすべきと提案。 instagramのフォロワーは半年で3倍になり、従来の顧客層とは異なる新規顧客層を取り込むことにも成功しました。

【詳細】デジタルマーケティング人材を探す際に確認すべきスキル・実績

デジタルマーケティング人材の紹介などを受けても、マッチングが成立しなかったり、人材が定着しないなどとして「確保が難しい」場合は以下の3つのスキルをより細かくチェックすることをおすすめします。

Webマーケティングスキル

まずは繰り返しですが「Webマーケティングスキル」です。マーケティング人材の側からすれば、SEOスキルや広告運用スキル、マーケティングオートメーションのスキル、またコーディングなどは全て別個のスキルです。
つまり、たとえば「SEO人材」に「マーケティングオートメーション」や「コーディング」などを一括して頼むとスキルのミスマッチが起きるおそれがあります。

デジタルマーケティングを横断的に外注したい場合は、ミエルカコネクトにご相談ください。たとえば上のような問題は複数名の採用によって、問題が解決する可能性もあります。御社に適したフリーランス人材の活用方法を正確に見積もり、提案させていただきます。

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コミュニケーションスキル

2つ目はコミュニケーションスキルです。ここでのコミュニケーションスキルとは「レスの速さ」や「提案力」を指すものです。
たとえば広告運用の場合、月額の運用予算は数百万円~数千万円に達することも多いです。つまりクライアント企業と外部人材が「1日連絡が付かなかった」だけで、数十万円~百万円単位の予算を適切に運用できない状況に陥ってしまうのです。少なくともデジタルマーケティング人材の側はクライアントから問い合わせがあれば、即座にレスを返す姿勢が必要でしょう。

加えて自分の領域以外も考えたうえで業務に励んだり、提案する姿勢も大切です。デジタルマーケティングの世界はトレンドの移り変わりも早いです。その人材が「提案力がある人材なのか」「コミュニケーションの感覚が自社に合うか」はよくチェックすると良いでしょう。

プロジェクトマネジメントスキル

3つ目は「プロジェクトマネジメントスキル」です。たとえば広告運用であればLPのABテスト及びテストに使うLPの制作のマネジメントを行うことなどが該当します。
加えて、より泥臭い現場でのステークホルダーとのやり取りやマネジメントなども該当します。
たとえばデジタルマーケティング人材がDX化が進んでいない現場に参画した際、よくあるトラブルはITツールの知識や利用スキルが自身と現場で噛み合わず業を煮やしてしまうというものです。

そうした際に粘り強く現場と向き合い続け、小さな単位での改善でも続けられるかは大事なポイント。その粘り強さや現場を見捨てない姿勢なども、デジタルマーケティング人材には必要なものです。逆に言えば「現場を放り出してしまう」ような人は、マネジメントもできません。
「人としての我慢強さ」や「現場に並走し続ける姿勢があるか」も、マネジメントでは大事なことです。そうした人間性も見ると良いでしょう。

まとめ:デジタルマーケティング人材をお探しなら「ミネルカコネクト」

今回はデジタルマーケティング関連の人材不足について、人材確保が難しい理由からその解消方法まで解説。具体的な外部人材の活用事例までご紹介しました。

弊社が運営している人材マッチングサービス『ミエルカコネクト』では、業種や課題にあわせて、最適なマーケターをご紹介します。Webマーケティング関連の採用や各種業務の運用などでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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著者PROFILE

奈良 優作 (なら ゆうさく)

コネクトマーケター/奈良 優作 (なら ゆうさく)

京都大学在学中にWebマーケティング会社の立上げに携わり、3年従事の後、株式会社NIBALを創業。SEM戦略の立案に強みを持つ。戦略の検討からSEOコンテンツ制作まで対応しサービス立上げなどに深くコミット。京都の中小企業様~上場企業まで幅広く支援。

編集者PROFILE

関 和音(せき かずと)

コネクトマーケター/関 和音(せき かずと)

音楽ライターを経て、プログラミングスクールのオウンドメディアのSEOを担当。月間20万PVのサイトを月間100万PVにグロースさせた後、月間300万PVの女性向けキュレーションサイトのマネージャーを担当。独立後はフリーランスとして多くのクライアントのコンテンツマーケティングを行う。SEOはコンテンツマーケティング・DB型SEOの経験が豊富。他、広告運用、MA、サイト売買の知見や、趣味のプログラミングでSEOツールをPythonを使い自作するなど、エンジニア系集客や技術的知見が必要なものも執筆可能。

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