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インハウスマーケティングのメリットとは?注意点・マーケター育成のコツ

インハウスマーケティングのメリットとは?注意点・マーケター育成のコツ

近年ではマーケティング手法は多岐にわたり、SEO対策やGoogleやYahooなどのリスティング広告、TiktokなどのSNS広告など耳にしたことがあるのではないでしょうか。

こうしたマーケティング施策を自社で内製化することを「インハウスマーケティング」といいます。

インハウスマーケティングにはメリットも多くありますが、成功させるための注意点やコツを知ることが非常に重要です。

そこで本記事では、インハウスマーケティングのメリットや注意点、成功させるコツを紹介します。

本記事を読むことで、自社でのインハウスマーケティングをスムーズに推進できるようになります。

インハウスマーケティングとは

インハウスマーケティングとは、自社のマーケティング業務を、外部の代理店やパートナーなどへ委託せず、自社の社員で内製化することを指します。

近年、ホームページのSEO対策やGogle・Yahooなどのウェブ広告、SNS広告など、マーケティング施策が幅広くなってきており、そうしたマーケティング施策の推進を自社のリソースで実施するものです。

インハウスマーケティングの3つのメリット

インハウスマーケティングのメリットは、次の3点です。

  • ノウハウを社内に蓄積できる
  • コスト削減につなげられる
  • 自社商品やサービスの知識が深い

それぞれ詳しく説明いたします。

1. ノウハウを社内に蓄積できる

インハウスマーケティングを行うことで、自社にノウハウが蓄積されていくことが最大のメリットです。

例えば、代理店に外部委託(アウトソーシング)して任せっきりにすると、うまくいった場合やうまくいかなかった場合の判断について、外部の代理店に頼りっきりになってしまいます。

自社の担当者も自分で考えることを放棄してしまい、ノウハウが蓄積されなくなってしまいます。

一方で、マーケティングを自社でインハウス化(内製化)していくことで、失敗も成功も自社の担当者の中でノウハウが蓄積されていきます。

もちろんその分、自社の担当者には知識を必要とし、最初は手探りで失敗ばかりになってしまうこともありますが、失敗のノウハウも蓄積されていくことで、長期的には安定した運営が可能になります。

2. コスト削減につなげられる

インハウスマーケティングを行うことで、コスト削減につながることもメリットです。

例えば、Web広告の運用を代理店にお願いした場合、一般的には、広告運用額の20%といった形で手数料が必要になってきます。

そのため、初期には10万円だったマーケティング予算が、予算増加で100万円となった場合、運用額に合わせて追加で手数料が必要になってしまいます。

一方で、インハウスで実施できれば、運用額の増加に応じて費用が変わることはなく、運用を行うことができます。

また、ブランドの方向性の微修正や製品の価格変更など、細かな施策を実施したいことも多いです。

その際、外部委託の場合、都度対応費用を請求される可能性がありますが、インハウス化の場合、通常業務の一つとして対応できます。

3. 自社商品やサービスの知識が深い

インハウスマーケティングを行うことで、自社商品やサービスの知識が深い人に依頼することができることも大きなメリットです。

例えば、代理店に外部委託した場合、似たような商材・サービスを経験している代理店であったとしても、まずは、代理店に対して、自社の目指すターゲット層や製品の良さを伝える必要があります。

こうしたコミュニケーションがうまくいかないと、最悪の場合、見当違いの施策を実施されてしまう可能性があります。

一方で、インハウスで実施した場合、そうしたズレが少なくなり、コミュニケーションコストを下げることも可能になります。

インハウスマーケティングの4つの注意点

インハウスマーケティングを実施する際の注意点は、次の4点です。

  • マーケティングには広範で専門的な知識を持つ人材が必要
  • 最新の情報や他社の成功事例などが入ってこなくなる
  • 代理店経由にしかないマーケティング施策ができなくなってしまう
  • 属人化してしまい、結局ノウハウが蓄積されない

それぞれ詳しく説明します。

1. マーケティングには広範で専門的な知識を持つ人材が必要

インハウスマーケティングを行うには、自社に広範で専門性の高い人材を確保する必要があります。

上述したように、近年、インターネットの発展に伴って、以下は一例となりますが、マーケティング施策といっても多岐にわたっています。

▼代表的なWebマーケティングの手法(一例)
  • SEO対策
  • Google/Yahooなどのリスティング広告(検索連動型広告)
  • Tiktok/TwitteなどのSNS広告
  • アフィリエイト広告
  • リターゲティング広告
  • Youtubeなどの動画広告
  • メールマーケティング

これら一つだけでは適切なマーケティング施策を推進することができません。

そのため、自社の製品の特性やターゲット層を理解して「本当にこの方法でいいのか」と検討できる、広範な知識を持つ人材が必要です。

さらに、例えばリスティング広告であれば、どんなキーワードで表示するかなどのKWの選定や、実際の設定作業を実施することが必要となり、各マーケティング手法に対する専門知識も必要となります。

2. 最新の情報や他社の成功事例などが入ってこなくなる

インハウスマーケティング業務を推進すると、最新の情報や他社の成功事例などが入ってこなくなる可能性が高くなります。

代理店などは、多種多様なクライアントを多く抱えているケースが多く、様々なノウハウや成功事例を蓄積しています。

特に、同じ業界や同じ製品特性を持つ運用を実施している代理店の場合、必然的に自社でもすぐに活用できるような最新情報を入手できる可能性が高くなります。

そのため、こうしたインハウス化したことで、代理店からの情報がなくなってしまい、最新の情報を自社で集める必要がでてしまいます。

インハウス化することで、情報をアップデートする時間的なコストが発生してしまい、最悪の場合、アップデートしないまま自社の成功体験に従って、世の中の施策と乖離した施策を実施してしまいます。

特にwebマーケティングの場合、マーケティング施策の更新が早く、昨日うまくいった方法が明日には使えないケースもあるため、常にアンテナを張って情報を取得する運用が必要です。

3. 代理店経由にしかないマーケティング施策ができなくなってしまう

代理店は、独自で各広告媒体と組んで、マーケティング施策や広告メニュー、システムを実施している場合があります。

そのため、インハウス化してしまうと、こうした広告メニューを利用できなくなり、逆にマーケティングコストが高くなってしまったり、各媒体と個別にやり取りをしなくてはならないので、その分コミュニケーションコストがかかってしまいます。

4. 属人化してしまい、結局ノウハウが蓄積されない

インハウスマーケティングが上手くいったとしても、ノウハウが属人化してしまう危険性があるのもデメリットです。

上述のように、Webマーケティングに必要な知識は、広範で専門性が高く、アップデートも激しいため、内製化してもすべての担当者にできるものではありません。

そのため、担当者が固定化されてしまい、業務が属人化していく可能性があります。

業務の属人化が進むと、外部委託しているときと同じように、社内全体として知識やノウハウが蓄積されません。

さらに、最悪の場合、その担当者が退職すると、またゼロから始めることになります。

そのため、常日頃からノウハウを教えあう場の設置など、チームで共有することができるような運用を実施することが必要です。

インハウスマーケティングを成功させる3つのコツ

インハウスマーケティングを成功させるコツは、次の3点です。

  • インハウス化に向けて社内の準備を進める
  • インハウス化する業務、製品を見極める
  • 社内での評価基準に結果以外の要素を追加する

それぞれ詳しく説明します。

1. インハウス化に向けて社内の準備を進める

「インハウスマーケティング」と聞くと、「すべて内製するもの」というイメージが浸透していると思います。

そうではなく、少しづつインハウス化を進めることが成功のポイントです。

現在、外部委託をしていて費用を抑えたいという考えは当然の考えですが、いきなりインハウス化しようとしても、逆にコストが増大してしまいます。

なぜならば、人材が育っていなければその育成コストが発生し、また、適切な施策を実施できないために売り上げ自体も減ってしまう可能性があるためです。

また、即戦力を採用できたとしても、まずは自社についての理解や自社製品への理解と知識、業界の状況を知ることが必要になります。

そのため、インハウスマーケティングを始めるときには、すぐに始めるのではなく、少しずつ進めて、その間に代理店からノウハウや知見を盗んで、スムーズなスタートを切れるように準備することをおすすめします。

2. インハウス化する業務、製品を見極める

すべての製品、業務でもインハウス化したほうが良いとは限りません。

インハウス化して自社で運用するよりも、外部委託したほうが、結果的に費用対効果が良い場合があるためです。

例えば、予算が大きく影響も大きく、失敗できない主力製品の場合は外部に委託し、影響が大きくない製品などは自社でインハウス化してトライアンドエラーしていくことで、コストを抑えつつ、最大限の効果を得ることが可能です。

また、業務で分けて、全体としてのマーケティング戦略の立案といった上流工程を自社で行い、オペレーションだけ外部に委託することも、大きな効果を生みます。

このようにインハウス化に際しては、インハウス化する業務と外部委託する業務を、製品軸や業務軸で判断することも重要です。

3. 社内での評価基準に結果以外の要素を追加する

注意点で指摘しましたが、インハウスマーケティング業務を推進すると、最新の情報や他社の成功事例などが入ってきにくくなってしまいます。

その中でマーケティング施策は常に進化し続け、最適な方法が常に変わるものです。

そのため、運用結果だけでなく、例えば、他社のセミナー参加や成功事例の獲得などの担当者の研鑽も評価基準に加えるなど、最新の情報が入ってきやすくなるように工夫することが重要です。

もしくは、代理店などの企業と完全に関係を切るのではなく、コンサルティング契約を結ぶなど、業界の最新情報や最新技術の知識・ノウハウを常にアップデートできる体制作りをすることをおすすめします。

まとめ

この記事では、インハウスマーケティングする際のメリット、注意点、コツについて解説しました。

過去に人気を誇ったFacebookが様々なメディアで「若者のFacebook離れ」と言われ、TiktokやYoutube広告など、マーケティング施策は目まぐるしく変わっています。

こうしたデジタル化の進展によるマーケティング施策の多様化は、マーケティング担当者の業務範囲も拡大する一方です。

完全なインハウス化だけでなく、外部委託を活用したハイブリット型の運用など、ぜひ自社にあった施策を実施ください。

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