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MAツールで何ができる?失敗しない導入手順と活用方法をわかりやすく解説

MA(マーケティングオートメーション)導入を検討した時、そもそもMAツールを使えばどんなことができるのか、どのように導入すればよいのか気になる方は多いと思います。
せっかく導入するなら効果を高める活用をして失敗したくないですよね。

この記事では、

  • MAツールができることを知りたい
  • MAを導入したいが、どういう手順で準備すればいいか分からない

といったご担当者様向けに、
失敗しない導入手順と活用方法をお伝えしていきます。

おすすめの導入支援サービスについてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

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MAツールとは?

マーケティングオートメーション(MA)ツールとは、マーケティング活動を集約して自動化・効率化するITシステムです。

マーケティング活動は、

  • 顧客獲得
  • 購買促進
  • 案件化
  • 成約・受注
  • アフターフォロー
  • リピート促進

と非常に広い範囲を指すため、部門や担当者で分断して管理されることが多いです。

MAツールを導入することで、顧客や見込み顧客の属性や動向を企業全体で把握することができます。
また、顧客一人ひとりの興味関心に合わせた営業アプローチを自動化することもできるので、収益向上と業務の省力化を同時に目指すことが可能になるのです。

MAツールでできることとは?

MAツールでできることとは

  • 顧客情報の管理
  • メール配信
  • アクセス解析
  • スコアリング
  • フォーム作成
  • 他ツールとの連携

すでに名刺管理システムやCRM・SFA・メール配信ツールを利用されているのであれば、MAツールで一元化してコストダウンにつなげたり、システム連携して同時に管理することもできます。

MAツールの導入手順と注意点とは?

MAツールの導入手順は以下の順に進行するとスムーズです。

  1. 課題と目的の整理
  2. 導入するMAツールの選定
  3. MAツール導入・インストール
  4. MAツール初期設定・顧客データ登録
  5. MAツール運用の個別設定
  6. MAツール活用の設計

注意点とともにわかりやすくお伝えします。

【1】課題と目的の整理

課題例としては

【営業面】顧客情報がアナログ管理で営業マン頼りの非効率な営業プロセスになっている
【分析面】メール配信のオペレーションが複雑で、メール施策のPDCAが回せない
【コスト面】顧客解析のためのコストや分析レポートにとりかかる負担が大きい

目的例としては

【売上増】効率的な営業とメール配信を実現する
【コスト削減】膨大な顧客データを一元化しコスト削減と作業負担を軽減する

といったものが挙げられます。

課題を整理する際の注意点は、現場レベルにヒアリングを行うということです。
実作業でMAツールを使うのは現場の営業マンやマーケターになります。
上層部から見るとやや粒が細かいと思われる内容もすべて洗い出して認識しておくことで、想定外の失敗を防ぐことができます。

【2】導入するMAツールの選定

課題や目的に対してMAツール導入で解決できる見込みを立てたら、どのツールを導入するか比較・選定を行います。

選定のポイントは

  • 課題を解決できる機能があるか
  • 機能を活用できそうか(使い勝手は悪くないか)
  • 費用はいくらかかりそうか

になります。
トライアルで無料で使えるMAツールもあるので積極的に利用して使い勝手を確認しましょう。

MAツール選定時の注意点としては、優先順位を見極めるということです。
課題を洗い出せば洗い出すほど解決したいことは増えがちですが、すべての課題を解決しようとするとオーバースペックで逆に使いこなせなくなる可能性があります。

本来の導入目的である「売上増」や「コスト・負担減」に大きく影響を及ぼす機能に注目して比較するようにしましょう。

一般的にMAツールは月額定額支払い制が多く、毎月定常でコストが発生します。
安いMAツールであれば月額15,000円程度からですが、高いMAツールであれば月額15万円以上のものもあります。(初期費用除く・2022年9月末時点)
高額になればなるほど多機能になる一方で、現場が使いこなせなければ無駄なコストになります。
また、発生するコストの分だけ高い成果を求められます。

販売商品の特性や顧客層と優先順位をふまえて、適切に使いこなせるMAツールを選定していきましょう。

【3】MAツール導入・インストール

導入するMAツールが決まったらベンダーと契約を結び、ツールのインストールを行います。

  • ライセンス契約
  • 使用許諾申込書提出
  • 支払い方法の決定

クラウド型のMAツールであれば、インターネット上でソフトウェアを利用するためライセンス登録後すぐに使用を開始することができます。
ソフトウェアのインストール等が必要となるMAツールもあるので確認しておきましょう。

【4】MAツール初期設定・顧客データ登録

MAツールの契約後は、MA運用を始めるための初期設定を行います。

  • SPF・DKIM設定
  • 計測するWebサイトにトラッキングコード設置
  • 見込顧客データの登録 …など

導入から初期設定時の注意点としては、導入決定から稼働までにどれだけの時間がかかりそうか見積もりをしておくということです。
初期設定内容はMAツールによって大きく異なり、連携システムの開発や設定代行への依頼が必要となる場合もあります。
別のツールからの切り替えを予定している方は、MAツールの初期設定にかかる期間をベンダーに確認してから解約タイミングを決定するようにしましょう。

また、見込顧客データの登録も管理状態によっては時間がかかります。
名刺をアナログの状態から登録したり、文字間違いや最新情報への更新などメンテナンスが必要な場合があるので、余裕を持ってスケジュールを立てるようにしましょう。

【5】MAツール運用の個別設定

MAツールを運用するための個別の設定を行います。

  • セグメント設定(ステータスやタグ付け)
  • メール配信リスト設定
  • フォーム設定(問い合わせや資料請求フォーム) …など

個別の設定を行う際の注意点は、営業部門と認識合わせを行うということです。
特に既存客や休眠客へのアプローチについては、初動の段階から営業部門と密接に連携する必要があります。
各顧客に対してどこまでコミュニケーションをとるか部門間で情報を共有しながら進行していきましょう。

【6】MAツール活用の設計

導入完了後は、MAツールを活用して目的を達成するためのシナリオを具体的に設計します。

  • ペルソナ設計
  • カスタマージャーニーマップの策定
  • コンテンツ企画
  • ホワイトペーパー(ダウンロード資料)企画
  • クリエイティブ制作 …など

設計時の注意点としては、目標から逆算してコンテンツ計画を立てるということです。
PDCAを回し効果を最大化していくためには、設計と同時に目標設定が欠かせません。
見込み顧客の獲得数や案件数を目標達成できる設計を行っていきましょう。

MAツール導入で失敗しないポイントは?

MAツール導入で失敗しないポイントは、MAツールを活用する仕組みを作るということです。
ツールは活用してこそ成功も作られるので、

  • シナリオ設計確認
  • コンテンツスケジュール確認
  • 効果測定と共有
  • 他部門との情報共有

といった定期的に報告しあう会を設けるなどで成果を日々確認していくことで、現場に活用が浸透する仕組みを作っていきましょう。

確実に失敗なくMAツールを活用したい場合は、初期段階で「MA導入支援サービス」を利用するのもひとつの手です。
MAツールの各機能を熟知した専門家にアドバイスをもらえるので、安心してツール選定や効果的な活用を行うことができます。
MAツールを効果的に活用するには集客するためのコンテンツが不可欠です。
Webサイト分析を得意とする会社であれば、効果的なコンテンツ改善もあわせて提案してくれることでしょう。

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という2点になります。

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御社の課題とご予算に合わせた適切なWebマーケターをご紹介いたします。

MAツールできることまとめ

MAツールでできることや失敗しないMA導入の活用方法について、導入支援サービスもまじえて解説しました。

MAツールは、既存顧客との関係性を深め、見込み顧客とコミュニケーションを高めて案件化につなげる大切な機会創出ツールといえます。
せっかくコストや手間をかけてMAツール導入するのであれば、ツールの効果を最大限発揮させて活用したいですね。
自社にマーケティングオートメーションの最適な運用を相談できる相手がいない・・・とお悩みの際には、ぜひ「ミエルカコネクト」へご相談ください。

この記事を書いた人

SEOとリードナーチャリングのプロマーケター

SEOとリードナーチャリングのプロマーケター

WEBマーケティング歴17年。大手通販会社から中小製造会社まで幅広くECマーケティングに従事。データ分析をもとにしたSEOコンテンツ企画・ライティングを得意とする。また、BtoBマーケティングにおいては、メール企画、MAツール運用まで実行支援が可能。自身の事業においてYouTubeチャンネル運営も行っており登録者は3万人を超える。

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