Webディレクションでフリーランスが活躍するには?案件の取り方も解説
「Webディレクションってどんなお仕事?」
「Webディレクションのフリーランスって年収どれくらい?」
という疑問をお持ちではないでしょうか。
本記事では
など、フリーランスでWebディレクションの仕事をしてみたい方必見の内容を紹介します。
実際のWebディレクションの案件例も紹介しますので、ぜひご一読ください。
目次
そもそもWebディレクションとは?基本情報を確認
まずはWebディレクションがどんな仕事なのか、基本情報を押さえましょう。
Webディレクションってどんな仕事?
Webディレクションとは、Webコンテンツ※制作の指揮・管理をすることを指します。クライアントの集客・売上に貢献するために、価値の高いWebコンテンツを提供することが求められます。Webディレクターは価値の高いWebコンテンツを生み出すために、マーケティング、コンテンツ企画、進行管理、スタッフ選定など全ての工程を管理する責任者です。
Webディレクションの資格
Webディレクションの資格としてはWeb検のWebディレクション試験があります。Web制作の工程管理はもちろん、要件を導き出すための現状分析、プロジェクト企画、サイト全体の情報構造設計、集客施策立案、実施まで、幅広い専門知識を持った「Webディレクター」資格となります。
画像引用:Web検 公式サイト
これからWebディレクションを学ぶ方にとって、Webディレクションを体系的に学習できるので、おすすめの資格です。
Webディレクションのフリーランスは需要ある?Webディレクター市場
次にWebディレクター市場について説明します。Webディレクションのフリーランスはどれくらい需要があるのでしょうか。
Webディレクターの年収は平均584万円
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、Webディレクターの平均年収は584.4万円です(令和3年賃金構造基本統計調査)。
画像引用:職業情報提供サイト(厚生労働省)
Webディレクターの需要
以下は経済産業省が2019年3月に発表したIT人材需給に関する調査報告書のグラフです。
調査を行った2019時点で4万人以上足りていない状態。2030年には54万人も足りていない状態になる予測です。
画像引用:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年3月)
今現在もWebディレクターは売り手市場です。さらに企業・個人のWebサイト制作やECサイト、自社アプリ開発は今後も増えていくことが予想されるので、Webディレクターの需要はさらに高まっていくでしょう。
Webディレクターの将来性
世界のWebサイトの数は、Internet Live Statsの調査よると、2008年は約1億7千だったのが、2017年には17億を超え、10年で10倍に増えています。さらに2022年現在では、20億近くにまで達し、直近5年でも3億もWebサイトの数は増えています。まだまだWeb業界が伸び続けることから、Webディレクターは今後も求められることでしょう。
また、Webディレクターのような人と人の間に入って、プロジェクトを円滑に進めるための調整役はAIには出来ません。もちろん専門知識のアップデートは必要ですが、Webディレクターという職業がなくなることは考えにくいでしょう。
フリーランスで受けられるWebディレクションの案件例
ここから、エージェントサイトからフリーランスが受けられるWebディレクション案件の具体例を見ていきましょう。
案件①:記事作成のディレクション
記事作成に特化したWebディレクション案件です。しっかりと記事を納品することが求められる案件なので、これから実績を積んでいきたいという方におすすめ。
案件②:ウェブサイトの改善・運営
案件①よりも業務領域が広く、よりWebサイトの目標や戦略への意識が求められる案件になります。さらにWebディレクターとしてステップアップしたい人におすすめ。
案件③:新規メディア立ち上げ
一からの新規メディアの立ち上げの案件。サイト戦略から記事投稿までとWebコンテンツ作りの上流から下流までのディレクションを求められます。高いマネジメントスキルも求められるため、報酬も高額に。
フリーランスがWebディレクションの案件を取る方法
フリーランスとしてWebディレクション案件を取る方法について、3つのアプローチを紹介します。
クラウドソーシングサイトでWebディレクション案件に応募する
フリーランスで仕事を探すとなれば、まず思い浮かぶのがクラウドソーシングサイトでしょう。クラウドワークスやランサーズなどのサイトから、Webディレクション案件を検索すれば、気軽に案件情報を閲覧、応募することができます。
クラウドソーシングサイトには多種多様な仕事の案件が大量に掲載されております。そのため、自分の要望通りの案件と出会えるかはタイミング次第ですので、小まめに案件検索をする必要があります。また、未経験者向けの案件も多く用意されているため単価感も安めです。
エージェントを通じてWebディレクション案件を紹介してもらう
エージェントがついてくれる代理店に登録すれば、希望にあったWebディレクション案件を紹介してくれます。事前にエージェントと面談をして、細かくスキルや要望を伝えることができるので、自分に合った案件を見つけることができます。
自分で営業する必要がなく、エージェントが案件を探してきてくれるので、他業務やスキルアップに集中できるのもエージェント利用のメリットです。ただし、未経験の場合は条件を絞りすぎるとエージェントが紹介できる案件が少なくなってしまいますので、エージェントとの面談時に条件の擦り合わせをしましょう。
直営業でWebディレクション案件を獲得する
企業に対して直接営業をかけて、Webディレクションの案件を獲得するという方法もあります。Webサイトを持つ企業やメディア制作会社に対して、提案書を作成して売り込んでいく形になります。もし案件を獲得できれば、仲介手数料なしで報酬を受け取ることができます。
もちろん営業工数はかかりますし、スキルを証明できなければ案件獲得は難しくなります。上級者向けの方法と言えますが、高収入を狙うことができます。
0からフリーランスになってWebディレクションの案件をとるまでの手順
全くの未経験からフリーランスとしてWebディレクションの案件を取るまでの手順を解説します。
①スクール・独学で知識を身につける
まずはWebディレクションの知識を身につけることから始めましょう。スクールもしくは独学でWebディレクションの概要を理解します。体系的に知識をつけるためにWebディレクション試験を受けてみるのも良いでしょう。
②Webサイトを自作・運用する
身につけた知識を実践するべく、Webサイトを自作して、運用してみましょう。WordpressなどのCMSを利用すれば、誰でも簡単にWebサイトを作ることができます。さらにGoogle Analyticsを導入して集客状況を見れるようにすれば、Webディレクターに必要なデータ解析やマーケティングを実践しながら学ぶことができます。
ジャンルは問わず、自分のかけそうな記事を何本か投稿してみましょう。いきなり集客ができなくても、自作サイトを運用しているということ自体がアピールポイントになります。
③ライティング、Webデザイン、動画編集などコンテンツ制作の実績作り
クラウドソーシングサイトに登録をして、コンテンツ制作の実績作りをしましょう。ライティング、Webデザイン、動画編集などの案件で未経験OKのものを探しましょう。単価は気にせずに業務をやり切って、実績・スキルを伸ばしていきましょう。
④エージェントを利用してWebディレクション案件を紹介
エージェントサイトに登録をして、Webディレクション案件を紹介してもらいます。職務経歴書など必要事項を登録すれば、エージェントと面談することができます。実績・スキル・希望の条件をエージェントに伝えて、案件紹介を待ちましょう。
⑤クライアントと面談、マッチングすれば案件獲得
エージェントから紹介で希望の案件があれば、クライアントとの面談に進むことができます。クライアントとの面談で業務内容や報酬などを擦り合わせ、マッチングすれば案件獲得となります。
さらに獲得した案件を確実に遂行し、実績を積んでいくことでさらなる高単価案件を狙うことも可能です。
まとめ
フリーランスとしてWebディレクションの需要は今後も高まると予測されます。
エージェントを利用した案件獲得なら、自分に合った案件と出会うことができます。
未経験の方でも本記事を参考に学習・実績作りをしていけば、Webディレクションのフリーランスとして独立する未来も遠くないでしょう。
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この記事を書いた人
金海 祥吾 / Kanaumi Shogo
本業は猟師をしながらWebマーケターとして活動中。コンテンツSEOの領域にて、キーワード選定・校正案作成からライティングまでの一貫した支援を強みとする。執筆経験ジャンルは、生活・ライフスタイル(美容・健康、保険、投資、不動産、複業、地方創生、二拠点生活、田舎暮らし)など。
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