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Webマーケティングの業務委託はフリーランスや副業マーケターへ!メリット・デメリットや料金、コンサルを依頼するときの注意点も解説

Webマーケティングとは何を指すのか?

Webマーケティングとは、その言葉の通りWebサイトやWebサービスを中心にインターネット上で展開されるマーケティング活動のことを指します。

主にWebサイトやサービスへの集客施策や、Webサイト上の購買・販促活動を促進する施策を実行しますが、Webマーケティングの業界は新しい技術やサービス・ツールが次々に出てくるため、変化が激しいことが特徴です。

また単にWebマーケティングと言えど、業務は複雑性と高い専門性が求められることも特徴です。

具体的には、さまざまな媒体が存在するWeb広告の運用や、GoogleやYahoo!に代表される検索エンジンへの対応(SEO)、ソーシャルメディアの管理・運用、購買(コンバージョン)率の改善、メルマガなどのCRM管理など、どれもスキルや経験が必要とされる分野ばかりです。

一方で、全ての施策効果が数値で可視化(定量化)されるため効果測定が厳密にできること、さらにWeb特有の施策サイクルのスピードを高めることで、事業上の重要指標であるKPIやKGIの達成に向けて効率よくPDCAを回すことができます。

採用が難しいWebマーケティング人材

Webマーケティング

昨今の新型コロナウイルスの影響で、さまざまな業界においてビジネスモデルの変化が起きています。またコロナ渦以前からもDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉も盛んに使われるようになりました。

このような時代背景もあり、Web化・デジタル化の流れはたくさんのビジネスシーンにおいて、益々広がっていくことが予想され、その最先端にいるのがWebマーケティング人材(Webマーケター)であることは明白でしょう。

一方で上述の通り、業務の複雑性や高い専門性が問われる職種でもあるため、即戦力としてスキルが身につくまでに一定の時間が必要であることからも、Webマーケティング人材の希少性と需要のアンバランスは今後も続くことが予想されます。

そのような中でフルタイムの正社員採用となるとハードルはとても高く、近年の副業(複業)トレンドも相まって、待てど暮らせど求人サイトや転職エージェントから自社へ応募はない、という事業主や事業責任者の方も多いのではないでしょうか。

Webマーケティングの業務委託、コンサル、代行依頼するメリット・デメリット

このようなWebマーケティングの人材市場において、フリーランスとして独立している、または他社に所属しながらも副業として活躍するWebマーケターと、業務委託やコンサルティング契約をする企業が増えてきています。

契約内容も、戦略の立案・設計から広告やソーシャルメディアの運用代行などWebマーケティングの上流から作業レベルまで様々です。

Webマーケターと業務委託を契約するメリット

1. 採用後のミスマッチを回避できる

Webマーケティングに限らず、業務委託契約を締結する上での最大のメリットは、「雇用し続けるリスクがないこと」につきます。

専門性と複雑性の高いWebマーケティング領域においては、応募者のスキルや実績を評価するために、採用する企業側にも一定の知識が必要とされるため、採用後のミスマッチが生まれやすい傾向にあります。

業務委託であれば、自社の課題に沿ってサポートして欲しいタイミングで依頼をかけることができ、スキルやコミュニケーションなどの部分で懸念が発生した場合にも、契約を打ち切ることができるので、企業や事業責任者にとってはリスクを取る必要がなくなります。

2. 業務ベースで人材を探すことができる

Webマーケティングの仕事はビジネスモデルや、企業の大きさ、組織形態などによって様々ですが、大きく分けると「戦略・企画」「実務」またはその両方を担うことに分類されます。

いくら独立しているフリーランスや、経験豊富なWebマーケターでも上流から下流まで全てのWebマーケティング業務を高いレベルで実行できる人材は少ないはずです。

むしろ専門性が高いWebマーケティングにおいては、それぞれの業務に特化した人材を集めて事業として最大の効果を狙っていくことが望ましいケースもあり、「自社では広告運用の人材は採用できたから、ソーシャルメディアの運用やSEO(検索エンジン最適化)は業務委託で探そう」といったケースも十分に想定されます。

3. コストを減らして高い成果を狙うことができる

Webマーケターに限らず、専門性が高く、スキルや経験が豊富なプロフェッショナル人材は当然年収も高いことは容易に想像できます。 「せっかく高い年収払って採用したのに、ミスマッチだった…」という話はどこの企業でも聞く話ですが、業務委託であれば年収1,000万クラスの人材を月額報酬で数十万円以内に抑えて業務を依頼することができます。

当然必要な時間だけ報酬を払うわけですから、プロジェクトや業務内容によっては数ヶ月で終了させることなどを考えると、上手くいった場合には圧倒的なコストパフォーマンスで成果をあげることが可能です。

Webマーケターと業務委託を契約するデメリット

1. スキルと経験の評価ができず、適切な人材の選定ができない

これはWebマーケターをフルタイムで正社員雇用をする際も同様の課題として挙げていますが、業務委託契約においても同様に、採用する事業責任者や採用担当者側でWebマーケティングのスキルや実績を評価する必要があります。

この部分がボトルネックとなり、契約後にミスマッチを起こし、プロジェクトや実務レベルで破綻してしまうケースも少なくありません。

またフリーランスや副業を始めたばかりのWebマーケターにとって、所属している(していた)企業と契約した企業とでは進め方や文化も異なることが多く、コミュニケーションの部分でも企業側がサポートしながら円滑に進める必要があります。

2. 自社にWebマーケティングのノウハウを溜めにくい

Webマーケティング領域は、専門性と複雑性が高い分、経験やノウハウの蓄積が属人化される傾向が強いと言えます。

「今は採用が難しいから、とりあえず業務委託で事業を回していきたい」「将来的にはWebマーケティングの部署を立ち上げたいので、社員を育成したい」といったニーズをもった企業は、Webマーケターとの面談や契約のタイミングで、内製化を前提に話を進める必要があります。

Webマーケティングの業務は専門性が高いものの、汎用性も高いことが特徴です。一つのスキルを多くの場面で生かすことできます。打ち合わせ議事録はもちろん、Webマーケティングにおける様々な考え方やセオリー、施策の効果やプロセスなどをきちんとドキュメント化しておくことが肝要です。

3. 事前に契約内容や依頼業務を整理する必要がある

詳しい内容はこの後に解説していきますが、業務委託のウェブマーケティング人材をパートナーとしてプロジェクトを進めるにあたっては、事前に自社の課題を整理して必要なスキルや契約条件について要件定義をしていく必要があります。

特にデジタル領域の人材が社内にいない場合など、この段階でつまづいてしまう企業も少なくないため、人材マッチングサービスを利用するのもおすすめです。

宣伝にはなりますが、私たちが運営している『ミエルカコネクト』は、Webマーケ支援企業である当社が厳選採用したフリーランス・副業マーケターの中から、貴社にマッチしたプロ人材をご紹介できます。

企業様とマーケターの間に入り、導入後のサポートも丁寧に進めて参りますので、ぜひ一度ご相談ください。

自社にあったWebマーケターの選び方

適切なWebマーケティング人材と業務委託契約や、コンサルティング契約をする場合にはポイントがあります。

自社の課題を言語化する

大きくは戦略・企画立案レベルでサポートが必要なのか、それとも実務(タスク)レベルなのか、またはその両方なのか、という3つのカテゴリで課題を整理していく必要があります。

そこに対して、事業戦略や予算など必要な要素を組み合わせていき、スキルや経験の優先順位を策定していくことで必要な人材像が見えてきます。

戦略・企画立案であれば、事業におけるWebマーケティングの役割について簡単に整理しておく。タスクレベルの話であれば、具体的にどの分野をスタートされる、あるいは強化するといったことです。

Webマーケティングの専門性ではなく、事業そのものの理解度や言語化がされていることが重要と言えます。

Webマーケターの専門性や実績を見極める

自社の課題が整理できたら、Webマーケティング人材の見極めです。多くの企業は自社への応募というチャネルより、求人サイトやマッチングサイト、Webマーケティングのコンサルティング企業を通じて、業務委託などの契約を進めています。

その点では、そういったサービスを展開している会社のコンサルタントやエージェントが企業とWebマーケターの間に入って、課題とスキル・実績を結びつけてくれるケースが多いため、ある程度のフィルタリングはかけることができます。

しかしながら、採用する企業側もWebマーケティングに関して一定の知識は入れておく必要がありますし、特にコミュニケーションや人物像などが自社のプロジェクトメンバーとフィットするかどうかなど、最終的な選定局面においては採用側が責任を持って見極めをする必要があります。

事実として、突然知らない企業にプロ人材として契約して成果を求められるわけですから、対人コミュニケーションや人の巻き込み方など、比較的高いビジネススキルを持ち合わせているかなどきちんと事前に確認しましょう。

失敗しないプロジェクトの進め方と注意点

Webマーケティング戦略a

いくつかの面談・面接を通じて、信頼できるWebマーケターと業務委託やコンサルティング契約が締結できたら、いよいよプロジェクトのキックオフです。ここでは、Webマーケティング人材とプロジェクトを進める上での注意点などを簡単に紹介していきます。

プロジェクトのゴールを数値(言語)化する

これはWebやデジタル領域に限らず、プロジェクトのゴールを明確にすることが必要です。Webマーケティングの世界ではKPIを中心として、あらゆる施策の効果を検証します。

例えば、WebサービスやWebサイトを通じて集客をするのであれば、事業目標を達成するために月間どれくらいのアクセス数(訪問数やページビュー数)が必要なのか。

Webサイトに訪れたユーザーがどれくらい問い合わせしてくれるのか(コンバージョン率)、など、ユーザー行動を言語化し、その単位で数値目標を設定することが望ましいと言えます。

またタスク管理など、定量的な目標設定でなくてもできれば週単位、少なくとも月単位でどういったことを実行していく必要があるかを最初の段階で言語化しておきましょう。

役割とレポートライン(報告先)を明確にする

プロジェクトで関わる人数が増えてくるケースにおいては、意思決定ラインが統制されずにコミュニケーションエラーが起きやすくなってしまいます。

特にWebマーケティングの業務委託や業務代行、コンサルティング会社の方々は会社に在籍しているわけでないので、組織図以上の人間関係などを把握するのに時間がかかります。

したがってレポートラインはできるだけ少ない人数とし、可能であれば責任者(決裁者)と直接コミュニケーションができる環境を構築しておきましょう。

業務委託契約などは、期間が決まっていることが多いため「話を聞いていなかった」「要求と全然違うことを進めていた」など時間ロスをしない仕組み作りが大切です。

コミュニケーションの相手と頻度を設定する

現在はWeb上でのコミュニケーションツールがたくさんあり、業務におけるあらゆる会話が効率的に実践できるようになりました。一方で日々の実務以外に、定期的に30分や1時間といったまとまった時間をとって、Webマーケターと会話をしていくこともとても大切です。

業務委託やコンサルティング契約というビジネスパートナーという間柄ではありますが、プロジェクトを進める中で人間関係を構築していくプロセスは、フルタイムで働く社員と変わらないのです。

最低でも毎週1回以上は、オンラインで定例の打ち合わせをする時間を作李、報告内容もできるだけフォーマット化し、議事録やドキュメント化を徹底して、契約終了後もノウハウが残るように工夫しましょう。

ミエルカコネクトの事例紹介と料金例

ほんの一例に過ぎませんが、ミエルカコネクトにおいて、Webマーケティングやデジタルマーケティングのパートナーを探す上での費用例を提示しておきます。参考としてお考えください。

Webマーケ金額
私たちが運営しているミエルカコネクトでは、Webマーケティングを専門に扱う当社が厳選採用したフリーランスや副業マーケターの中から、貴社にマッチしたプロ人材をご紹介します。

企業様とマーケターの間に入り、導入後のサポートも丁寧に進めて参ります。ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

改めまして、自社にWebマーケティングのスペシャリストがいないけど、デジタル技術やWebサービスを使って事業を展開したいと考えている事業主、事業責任者の皆様。そしてWebマーケティング人材のフルタイム採用にお困りの採用・人事の皆様。

コロナ渦やDX、そして副業やリモートワークなど現代のトレンドを生かして、まずは業務委託やコンサルティングサービス、マーケティング業務の代行をしてくれるWebマーケターをぜひミエルカコネクトで探してみてください。

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