SNS広告運用の副業の始め方は?副業・複業案件の探し方と報酬相場の例

事業会社や支援会社でMeta広告やLINE広告、TikTok広告などに代表されるソーシャルメディアを対象とした運用型広告の運用担当者の方の中には、
- SNS広告のスキルを活かし、副業ができないか
- SNS広告関連の副業案件の報酬の相場はどれくらいなのか
といった副業について気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は
- SNS広告のスキルを活かした副業・複業の始め方
- 業務委託案件の探し方と報酬相場
などをデジタルマーケティング歴約20年、1900社以上を支援してきたマーケティング会社が運営する、プロフェッショナル人材マッチングサービス「ミエルカコネクト」が解説します。
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目次
SNS広告運用の副業は大きく分けて3パターン
Meta広告やLINE広告に代表されるSNS広告の運用スキルを活かした副業には、まず「自分自身がオーナーとなる場合」と「企業から業務を受託して副業をする場合」の二通りがあります。
「自分自身がオーナーとなる場合」には、
- アドアフィリエイトを行う
- 自分自身がインフルエンサーとなり、フォロワーを集めたり、イベント告知にSNS広告を使う
といったパターンが挙げられます。
そして「企業から業務を受託する場合」には、クライアントワークやディレクションといった働き方が挙げられます。
より具体的に見ていきましょう。
自身がオーナーの場合
SNS広告の運用スキルを活かして「自分自身がオーナーとなる」場合には、以下のようなパターンが主に挙げられます。
- アフィリエイト広告を掲載したWebページを宣伝する広告をソーシャルメディアに出稿し、商品購入やサービス申し込みに応じた成果報酬を得る
- 自身がインフルエンサーとなり手掛けた商品やイベントの告知にSNS広告を用いる
いずれの場合も「自らの資金で、SNS広告の運用を行う」こととなります。広告代理店や事業会社からSNS広告の運用を受託する場合と比べれば、副業を始める際のハードルは低く、際立った過去の運用実績なども特に必要ではありません。
一方で、SNS広告の運用経験が浅く、適切なキャンペーン設計やクリエイティブ制作、ターゲティングなどが十分ではない状態で広告出稿を行うと、赤字が発生するリスクがあります。どの程度の金額までならば、個人でリスクを負った上で出稿が可能か慎重に検討しましょう。
事業会社のSNS広告運用を担当する場合
クライアントワークでSNS広告運用の副業を行う場合は、Meta広告などの運用業務を広告代理店や事業会社から外注として請け負う形になります。
一般的にSNS広告運用の副業におけるクライアントワークでは、発注元の企業には
- 「SNS広告施策における提案や分析などを全て外注したい」
- 「自社の商材やターゲット層にマッチするソーシャルメディアの媒体選定や実際のクリエイティブ制作を任せたい」
といったニーズがあることが多く、その業務遂行や成果物に対して報酬が支払われます。
具体的な業務内容としては
- 競合他社の広告の出稿状況や出稿内容の調査・分析
- クライアント企業の商材やペルソナにマッチする媒体の選定
- ROAS(広告費用対効果)が見合う媒体の選定
- クリエイティブ制作及びクリエイティブ改善
- 各媒体の配信設定及び入稿
- レポーティングや各種改善提案
などが挙げられます。SNS広告の運用では最終的に広告の出稿先が複数となり、各媒体ごとに動画広告など品質が高いクリエイティブが求められることも多いです。
よって、業務においては「ソーシャルメディアの媒体選定」「クリエイティブ制作と改善」「ROASの計算と計測」などが占める割合が大きくなりやすいです。
事業会社が委託する代理店のディレクション
発注元が事業会社の場合、SNS広告に関連する業務を既に広告代理店に委託しているものの、社内にSNSの知見が無いため、
- 代理店の媒体選定や使用しているクリエイティブが適切か分からない
- 代理店の成果に不満があるため、セカンドオピニオンが欲しい
- 沢山のクリエイティブや媒体を使用するため社内人材の手が足りず、代理店と社内の間に立って動いてくれる人材が欲しい
- 将来的な内製化を支援してほしい
といったニーズが生じることがあります。こういったニーズがある事業会社に対しては、副業人材は外注として「代理店のディレクション業務」を担当する場合もあります。
【注意点】広告クリエイティブの修正頻度や打ち合わせ頻度は要チェック
SNS広告を出稿している事業会社や代理店では、毎日のように広告クリエイティブの修正やLP修正、予算最適化を繰り返していることが多いです。その理由には、SNS広告は「クリエイティブ」の重要性が特に高い点が挙げられます。
検索エンジンに対して出稿を行うリスティング広告が「顕在層や見込み客」にアプローチしやすいのに対し、SNS広告は「漠然とした興味・関心を抱いている層」への宣伝となりやすいです。
よって、SNS広告の運用は「クリエイティブ勝負」の側面が強くなりやすいです。クリエイティブが十分に商材の魅力を伝えきれていない場合、漠然とした興味・関心を抱く層からの購入や申し込みは期待できないためです。
そのため、広告クリエイティブ修正などの作業や、それらに伴う打ち合わせが高頻度で発生する場合は、副業で受注することが難しい可能性もあるでしょう。副業で案件を受注する場合は、本業との兼ね合いについてクライアント側に説明し、理解いただけるかどうかは要注意です。
【注意点】実務未経験の場合、SNS広告運用の副業は難しい
なおSNS広告運用は、全くの未経験者が行う副業としては難易度が高いです。扱う商材やサービスに対して深く理解をしたうえで、それらに適した媒体を選定し、ROASの分析や計測も必要な業務のためです。加えて動画広告などクリエイティブそのものの制作も必要です。
つまり複数媒体を対象としたSNS広告の知識が求められやすく、専門性が高い分野です。
また月の広告予算が数百万円~1,000万円を上回るケースも、決して珍しくはありません。すると実務未経験者や運用型広告の経験が浅い担当者が適切ではない広告出稿をすると、思うようにコンバージョンが獲得できず、多額の損失を生む可能性があります。
つまりSNS広告の運用経験がまだ十分では無い場合、まずは「本業で運用型広告の経験を積む」ことを優先しましょう。
副業で運用するSNS広告の主な種類
事業会社や支援会社でSNS広告の運用経験がある方でも、実際には「Meta広告の運用経験しかない」「LINE広告の運用経験しかない」という場合もあるでしょう。
そこで運用担当者の方が、副業で運用するケースが多いSNS広告の主な種類をご紹介します。たとえば「Meta広告とYouTube広告を両方運用する必要がある」といったケースもあるため、複数媒体への配信を検討する際の参考などにもお役立てください。
Meta広告
まずはInstagramやFacebookを配信面とする「Meta広告」です。たとえばFacebookを対象としてMeta広告を出稿する場合、「フィード」や「ストーリーズ」などに広告を掲載可能。画像広告や動画広告、スライドショー広告など様々な種類の広告をニーズに合わせて出稿しやすいのもポイントです。主な広告ものを以下にまとめています。
FacebookとInstagramに対して、高精度のターゲティングを行った上で広告出稿ができるため、Meta広告は「代表的なSNS広告」の1つです。
たとえば、アメリカの調査会社センサータワー(Sensor Tower)によると、2023年10~12月にかけて、日本市場における広告主のFacebookとInstagramへの広告出稿金額は1,470億円に達したと発表されています。また、CCI、電通、電通デジタル、セプテーニの4社が実施した共同調査によると、2023年のソーシャル広告市場全体の広告費は9,735億円であったことから、FacebookとInstagram広告がSNS広告配信の主要な選択肢として広く活用されていることがうかがえます。
※出典:「Fbとインスタの広告費1470億円 23年10〜12月、センサータワー調べ」(アドタイ記事より)
※出典:「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」(株式会社CARTA COMMUNICATIONS(CCI)、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニの調査より)
LINE広告
LINE広告は地域や性別などに加え、LINE公式アカウントの友だち登録の履歴からそのユーザーの趣味や関心を特定してターゲティングする「趣味関心ターゲティング」などが可能なSNS広告です。
トークリストやLINE NEWS、LINE VOOMなどが主な広告の配信面です。
(LINE公式サイトから引用 https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/)
ちなみにLINEのユーザー数は、LINEヤフーによると「9,700万人(※LINEアプリ ⽉間アクティブユーザー 2024年3月末時点 LINEヤフー公式サイトより)」です。また総務省の令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書によると、LINEの利用率は94.0%です。
※出典:総務省情報通信政策研究所「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
ほぼ全年代に広く浸透しているSNSであると言っても過言ではなく、LINE広告はクライアントの商材やペルソナにもよりますが、Meta広告と並んで「まず出稿を検討してみる価値があるSNS」であると言えるでしょう。
YouTube広告
YouTube広告はGoogleディスプレイネットワークの一種です。(YouTube広告で直接プレースメントを購入する純広告方式も存在します。)
ディスプレイ広告やデマンドジェネレーションを運用している企業にとっては「GDNの一種としての動画広告」に位置付けやすく、比較的取り組みやすい動画広告ではないでしょうか。
バンパー広告やインストリーム広告など複数の種類の動画広告が存在しているのも特徴で、認知獲得や購買促進など目的に応じて種類を使い分けることができます。
ちなみに2023年の国内のインターネット広告費は3兆3,330億円(前年比107.8%)であり、そのうち運用型広告は2兆3,490億円。そして、YouTube広告が含まれるビデオ(動画)広告は6,860億円でした。
※出典:「2023年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」(株式会社CARTA COMMUNICATIONS、株式会社電通、株式会社電通デジタル、株式会社セプテーニによる調査)
なお同調査で検索連動型広告が1兆729億円であることを踏まえると、YouTubeを含む動画広告のシェアは「大きいものの、リスティング広告ほどではない」と言えます。とはいえ動画広告は2023年時点で、前年比115.9%と急速な伸びを見せており、クライアント企業のニーズによっては「新たな広告チャネル」としてYouTube広告に取り組む価値があるかもしれません。
その他
その他、XやTikTokといった媒体への広告出稿も、出稿目的や予算感によって行うことがあります。
たとえばTikTokはYouTubeやLINEに次ぐ新たな広告出稿先として、人気が大きく拡大しています。広告機能の刷新も行われており、たとえば2024年9月にはアメリカで「TikTok Search Ads Campaign」と呼ばれる広告キャンペーンをリリース。キーワードベースでのターゲティングを実現しており、検索広告の新たなプラットフォームとしてTikTokが台頭する可能性を秘めています。
※出典:「TikTokでの検索広告キャンペーンのご紹介」(TikTok公式サイトより)
SNS広告は「必ずしも1つのプラットフォームに特化して出稿する」必要はなく、目的に合わせて複数媒体を利用できる方が望ましいです。企業からSNS広告の運用案件を受注する場合も、やはり複数媒体への出稿に対応できるとベターです。
SNS広告運用の副業を始めるまでの基本的な流れ
SNS広告運用の副業は、記事の前半でも述べた通り
- 自身がオーナーとなりアドアフィリエイトなどを行う
- 企業から業務を受託して副業をする
という2通りに分けられます。そして特に「企業から業務を受託して副業をする」場合、本業でのSNS広告運用経験は必須です。外部のプロフェッショナル人材に副業案件を依頼する際、クライアント企業は外注先を「育成対象」とは基本的に捉えません。
つまりSNS広告運用の副業を始めるならば、「Web広告代理店などでのSNS広告運用経験」は前提条件として求められます。これらの経験が無い場合は、副業を始める前に経験を積むことを優先しましょう。
その上で、SNS広告運用の副業の流れは以下の通りです(※あくまで一例であり、求人紹介や面談、案件参画までの流れなどは案件やエージェントによって異なります)。
なお上記の流れでは「キャンペーン設計」フェーズがありますが、実際には加えて「既存アカウントの分析」や「競合の出稿状況の調査」「媒体選定」といったフェーズが生じる場合もあります。つまり副業人材に対する企業側の発注ニーズは、その企業のフェーズやKPI、現時点での出稿状況によって様々です。
各種分析や媒体選定、キャンペーン設計が完了したら、配信先のSNSでの広告の入稿設定を行います。例えばFacebook広告の場合は、Facebookページを作成してビジネスマネージャと連携をしたうえで、広告マネージャで予算やオーディエンスの設定をしていきます。
実際の出稿開始後は、インプレッション数やCPM(インプレッション課金において広告が1,000回表示される際の課金額)などをモニタリングし、コンバージョン数の最大化や1件当たりのCPA(顧客獲得単価)の最適化を目指していきます。
SNS広告運用の副業・複業案件の報酬相場は?
SNS広告運用の副業・複業案件に参画した場合、月にどの程度の報酬が得られるのか気になる方もいるでしょう。
- Meta広告の運用の場合
- LINE広告の運用の場合
- 広告代理店のディレクション業務を担当する場合
の3通りの報酬相場や稼働内容の例をご紹介します。
Meta広告の運用の場合
Meta広告の運用の場合、稼働日数や業務範囲、予算額、商材によって大きく報酬相場は上下します。またFacebook及びInstagram以外のSNSへの広告出稿も兼務するかによっても、相場が変わります。
弊社「ミエルカコネクト」の場合、週1回の定例MTGと分析、レポーティングや予算アロケーション、クリエイティブ改善提案で月20万円~30万円の報酬相場となるケースが多いです。
月20万~30万円前後の報酬の場合、以下のような業務が発生するケースがあります。なお以下の項目はあくまで例であり、業務範囲や稼働量は実際には案件によって様々です。
- 広告アカウント構築
- 各種広告配信の設定、入稿、入札調整
- レポーティング
- 分析、改善提案
- バナー、ランディングページなどのクリエイティブ改善提案
- Facebook・Instagram以外の媒体選定(※必要に応じて)
- 週1回の定例ミーティング
LINE広告の運用の場合
LINE広告の運用の場合も、Meta広告と同様に稼働日数や業務範囲、予算額によって大きく報酬相場が上下するケースが多いです。また弊社「ミエルカコネクト」での支援実績に基づくと、LINE広告の運用案件は、商材がtoCの個人向けのケースが比較的多いです。そのためLINE広告だけでなく、TikTokやディスプレイ広告などtoCにおける露出度を高めやすい複数媒体への広告配信をセットで担当する場合もあります。
総じて週1回の定例MTGと分析、レポーティングや予算アロケーション、クリエイティブ改善提案などで月20~30万円前後の報酬となるケースが多いです。
広告アカウント構築や分析、改善提案など「クライアントから求められることが多い作業項目」の大枠は、Meta広告の運用と大きな違いはありません。
広告代理店のディレクション業務を担当する場合
クライアント企業が事業会社の場合、SNS広告の運用業務を既に広告代理店に外注しているものの、社内にSNS広告の運用に関する知見が無く
- 今配信しているソーシャルメディアが配信先として適切か分からない
- 代理店の成果に不満があるため、広告運用に関するセカンドオピニオンが欲しい
- 代理店との打ち合わせに参加の上、代理店に対する指示出しやディレクションをしてほしい
といったニーズも存在することが多いです。弊社「ミエルカコネクト」の場合、月15万~25万円の報酬相場で以下のようなディレクション業務が発生するケースが多いです。
- 各種SNS広告の配信成果のモニタリング
- 各種LPやバナー、広告文、動画クリエイティブの確認と改善提案
- 社内及び代理店との定例ミーティングへの出席
- 代理店に対する指示出し及び各種やり取り
NS広告運用の副業・複業案件の探し方
企業からSNS広告運用の副業・複業案件を受注する場合、稼働日数や業務範囲、稼働内容によっても大きく相場は上下しますが、総じて月額20万~30万円前後が報酬相場です(※弊社「ミエルカコネクト」でSNS広告運用業務を受注した際の目安)。
実際にSNS広告運用の副業・複業案件を受注する場合、案件を探す必要もあります。知人などによる紹介を手段として除くと、主な案件の探し方は2通りです。
【予算規模が小さめの案件】クラウドソーシング
クラウドワークスやランサーズに代表されるクラウドソーシングサービスで、Meta広告やLINE広告の運用案件を受注するものです。クラウドソーシングサービスの発注主は個人事業主や中小企業のパターンも多く、ほぼ実務未経験の状態であっても案件を受注できる場合があります。
ただしクラウドソーシングサービスは実務経験が浅くても案件が受注できる可能性がある代わりに、報酬相場も低く、上記で述べた月額20万~30万といった価格帯での案件受注は難しい可能性があります。
また発注側に「SNS広告に関する知見」や「外注を利用した経験」があまりないケースもあります。クラウドソーシングサービスで案件を受注するならば、将来的に契約トラブルなどに発展することが無いように、業務範囲や免責事項などもしっかり確認することをおすすめします。
【予算規模が大きい案件】エージェントを利用する
SNS広告の運用では予算規模が月数百万~1,000万円以上となるケースも、決して珍しくはありません。予算規模が大きい案件を受注する場合、副業案件を取り扱うフリーランスエージェントを利用するのがおすすめです。
予算規模が大きいSNS広告運用の業務委託案件は、実務未経験の方が多く登録するクラウドソーシングサービスには公開されず、「非公開求人」などとしてエージェントで取り扱われることが多いためです。
SNS広告運用の副業・複業案件で高収入を得るために必要なことは?
副業・複業案件で高収入を得るには、まず「どの程度の副業収入を得たいのか」を明確化しましょう。たとえば「とりあえずSNS広告運用のスキルを活かして、月数十万円前後の副業収入を得たい」ならば、以下のような基準に沿って受注する案件を選ぶことをおすすめします。
- 月の運用額は数百万円~1,000万円近い水準か
- Meta広告やLINE広告、YouTube広告など複数の配信面を対象に、広告が運用されているか
- 「入稿」や「運用」だけでなく「分析」「改善提案」が業務範囲になっているか
比較的大きな月額予算があるクライアントに対して、複数の配信面での広告運用を行い、分析や改善提案もできれば、副業人材の方にとって働きやすい上に「1つの配信面での運用がうまくいかなくとも、別の媒体で成果をカバーする」といったリスクヘッジもしやすいです。高い評価をクライアントから得るチャンスも生まれやすく、成果を残すことさえできれば、報酬増額の交渉余地も生まれるでしょう。
また複数案件を同時並行で担当できるリソースの余地が生まれたら、案件数を増やすのも一案です。複数社の案件を同時並行で受注できれば、月額100万円以上の報酬を得ることも可能です。
SNS広告運用の副業・複業案件を探すなら「ミエルカコネクト」
Meta広告やLINE広告など、SNS広告運用の副業・複業案件を探せる副業・フリーランス向けエージェントの1つに、デジタルマーケティング歴約20年、1900社以上を支援してきたマーケティング会社が運営する「ミエルカコネクト」が挙げられます。
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SNS広告運用の副業・複業案件を探す際の注意点
最後にSNS広告運用の副業・複業案件を探す際の注意点をいくつかご紹介します。
出社の必要性と打ち合わせ頻度
SNS広告運用を行う企業では広告クリエイティブのABテストの実施頻度が高く、その結果に伴う予算の再配分も頻繁に行われることが多いです。そして意思決定を行うための打ち合わせ頻度も比例して高めになることがあります。
まずは「出社の必要性と打ち合わせの頻度」です。SNS広告運用では広告クリエイティブのABテストの実施頻度や、その結果に伴う予算の再配分などが毎日のように行われることが多く、その意思決定のための打ち合わせ頻度も高いです。よって意思決定のスピードや連絡の取りやすさを重視する企業では、副業人材に対しても「出社」を求める場合もあります。
とはいえ副業人材の方にとっては、出社を求められると物理的に本業との兼ね合いが難しくなるでしょう。「本業と並行してできる業務内容か」「クライアント企業側に副業人材として参画することへの理解があるか」は、業務を受注する前に慎重に確認しましょう。
広告費の立て替えについて
クラウドソーシングなどで案件を探す場合、発注者側にSNS広告の知識が無く、運用担当者に広告費の立て替えを依頼してくる場合があります。SNS広告運用を広告代理店に依頼する場合は、広告費を一時的に立て替えるのが一般的です。
一方、副業・フリーランスとして案件を請ける場合は、立替については注意しましょう。数百万円~1000万円といった単位の金額を個人が立て替えることは非現実的であることに加え、その発注元と連絡が取れなくなると広告費の回収ができなくなるリスクがあるためです。
よって、広告費の立て替えを依頼された際は、あくまでクライアント側で広告費を支払うことを求めるのをおすすめします。もし立て替えを希望された場合は、「広告代理店に案件の相談をすること」を薦めるのも良いでしょう。
制作リソースについて
先にも述べた通り、SNS広告の運用ではバナーやLP、動画広告など各種クリエイティブのABテストなどが発生することが多いです。そしてその「クリエイティブ改善」を担当するデザイナーや動画編集者、エンジニアなどのリソースがクライアント企業の社内にあるのかも確認しておきましょう。
これらの十分なリソースが社内に存在していない場合、バナーや動画広告の改善が進まなくなり、広告運用の成果がうまく伸びない際の打ち手が減りやすいためです。
SNS広告運用の副業なら「ミエルカコネクト」
今回はMeta広告やLINE広告に代表される「SNS広告」の運用スキルを活かした、副業の始め方や案件探しのポイントを解説しました。
運用担当者として「これまでの経験を活かして、副業案件を受注して収入を伸ばしたい」「副業案件の受注をきっかけに、さらにキャリアアップしていきたい」という方は、ぜひ「ミエルカコネクト」にご登録ください。
ミエルカコネクトはプロマーケター専門の業務委託マッチング・ヘッドハンターサービスです。
フリーランス・副業の方向けに広告代理店や事業会社からの広告運用やマーケティング戦略立案の案件のご紹介はもちろん、正社員意向・転職意向のある方の場合には、キャリア相談や非公開求人のご紹介もしています。
登録後の面談でこれまでの経歴・スキルなどをお伺いしながら、個々に合う案件や働き方をご案内しますので、今のスキルを活かして副業をしたい方、独立も視野に入れて自分のスキルを確認したい方、転職についても考えていきたい方は、ぜひミエルカコネクトにご相談ください。
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この記事を書いた人

関 和音 / Seki Kazuto
音楽ライターを経て、プログラミングスクールのオウンドメディアのSEOを担当。月間20万PVのサイトを月間100万PVにグロースさせた後、月間300万PVの女性向けキュレーションサイトのマネージャーを担当。独立後はフリーランスとして多くのクライアントのコンテンツマーケティングを行う。SEOはコンテンツマーケティング・DB型SEOの経験が豊富。他、広告運用、MA、サイト売買の知見や、趣味のプログラミングでSEOツールをPythonを使い自作するなど、エンジニア系集客や技術的知見が必要なものも執筆可能。